「エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY」

「Elementary, my dear Watson. 」

からの初歩的(エレメンタリー)

この謙虚なタイトル良き

 

薬中シャーロックが

「トレインスポッティング」のシック・ボーイ

ジョニー・リー・ミラー

好きな役者さんだ

産毛な頭髪に色気を感じる

 

ワトソンとモリアーティーが

女性で

ハドソン婦人は

男性(?)で

これも良き

 

ルーシー・リューのワトソン

シャーロック役もできそな賢さ

 

美狐顔のナタリー・ドーマーは

アイリーン兼モリアーティーで最強

 

レストレード刑事だけは

ロンドン在住でアル中に

 

シャーロックを雇う

NYのグレッグソン警部は優秀で

マーカス刑事はシーズン追うごとに優秀になる

 

 

ホームズ一家

マイクロフトはリス・エヴァンス

「ノッティングヒルの恋人」のスパイク役から

ずっとクセ強めの役で印象に残ってる人

スパイダーマンやハリポタにも出てるね

モーランド・ホームズはジョン・ノーブル

「FRINGE / フリンジ」のウォルターと同じく

一癖も二癖もある政財界の黒幕

のちにシャーロックの提案で

モリアーティーを務めることになるのも

面白い采配だった

 

 

NYに住むホームズは

Londonの「SHERLOCKシャーロック」

とは一味違い

自分の欠点と向き合い

人間臭く生きてる人

シーズン重ねる事に

人との距離が近くなり

そのことに本人も戸惑っている様子

 

ファイナルがシーズン7と
長かったせいもあって
登場人物たちの私生活も
長期に渡って掘り下げられてて
「BONES」並みに感情移入させられた
 
途中退場の人も多かったなぁ
事件に巻き込まれて…
 
シーズン1は
やせ細ってて
本気で薬物依存症にみえる
(なにしろシック・ボーイだし)
シャーロックに不信感があったのだけど
不遜な態度をとるくせに
人や物への愛情をみせる
人間っぽさが好きに
ワトソン役のジョーンが
いつかここから離れて
何処かへ行ってしまいそうなのも
バランスが取れてた
 
NYの住まいが
様々なモノがあふれてる
ロンドン ベーカー街221B番地の家
と違って
くたっとなったソファと
本棚しか置かれていない
質実重視で味気なくて
寒々しい様子は
リハビリ中の
シャーロックの空虚さを
表してるみたいだった
 
広くてガランとしたキッチンで
簡素なもの食べてるふたり
時々謎のものが冷蔵庫にはいってるのも
フフッ
ワトソンはいつも何かしら食べてたけど
シャーロックが食べていたの
あまり覚えてないな
 
事件の謎解きも凝ってて
飽きなかった
 
シャーロック・ホームズもの数ある中で
かなり好きな作品です

こんなに早く

ファイナルにはしてほしくなかったなぁ