ブルーベリーの海外展開・・・ハノイの夜 | 京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人

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ブルーベリー養液(水耕)栽培ってホントのところどうなの?という方。設備メーカーのホームページではわからない実態がここでご覧いただけます。さぁ、あなたも魅惑のブルーベリーワールドへ!!

こんにちは。

 

出張も後半に入ってきて、体の中から強烈な「アジア」を感じるブルーベリー職人です。

(いや、かっこええ事書いているけど、要は食いもんにすっかり慣れた、という意味です)

にんにく、唐辛子はもとより、アジア圏では避けられない「パクチー」「八角(スターアニス)」も

血液にまでその香りがしみこんできました。

いま輸血したら採決の現場は大変なことになるかもですね。(笑)

 

しかし、鶏肉の硬さには閉口しております。

地鶏ではなく、廃鶏のかたさ・・・

ケンタッキーが食べたい・・・

ひょっとして柔らかい鶏肉の需要はあるのではないでしょうか??(ビジネスチャンス?)

 

さてハノイに到着したらさすがにホーチミンより涼しい。

10度くらい下がって快適です。

今日は市内に本社を構える巨大企業B社に赴きます。

すでにブルーベリーの試験栽培には取り掛かっているようですが、

その写真をみて、あー、これはうまくいかないなぁ、と思いました。

もちろん、ピートモス主体の改良土壌です。

どうしてこんなにうまくいかないのにみんなピートモスを使うのでしょう。

頭の中はピートモスでできているのか!?

 

その他にも、鉢のこと、水やり、施肥、など要改善点が多数見られます。

どこがどう問題なのか?と聞かれましたが、答えをそこで言っても仕方ないので、

ヒントだけ挙げて帰ってきました。

 

というのも、私は今回初めての訪問ですが、

窓口となるA氏はすでに4回もここに足を運んでおられます。

にもかかわらず、対応が煮え切らない・・・

残り時間(人生の)少ないA氏も私も悠長なことは言ってられません。

しかも現地通訳はとんちんかんでどうもこちらの意思が相手方に伝わっていない・・・

仲介となった方に意見調整を再度乞いつつ、ホテルにかえりました。

 

観光がてら、有名なホーチミン廟も訪れましたが、ちょうど閉館の5時。

写真だけ取ってかえりました。

なんて書いてあるのかな??

と思って、カミちゃんに教えてもらった翻訳アプリで調べてみたら、

偉大なホーチミン大統領は、私たちの大義の中で永遠に生きています 」 らしい。

んんん~~~、ホーチミンは偉大だが、翻訳アプリはすごい!!

ということで汗

昼時にはたらふく食って、もう夜めしはいらんな~~と思っていたけど、

5時を回ると途端におなかが空いてくる・・・

オイルショック前の自動車並みに燃費の良くない職人の頭の中は

ピートモスどころか、フォーやらうどんやら、ケンタッキーであふれ耳から出そうなくらいでした。

 

さっさと部屋に帰りますね。はいはい。