気仙沼のブルーベリー その① | 京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人

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ブルーベリー養液(水耕)栽培ってホントのところどうなの?という方。設備メーカーのホームページではわからない実態がここでご覧いただけます。さぁ、あなたも魅惑のブルーベリーワールドへ!!

約半年ぶりに気仙沼市へ行って参りました。

関東地域を抜けて、一路東北道を北へ。

久しぶりの寒波で、雪に遭遇しながらも

一関駅にて、「ブルーベリーファームおかざき」の畔柳オーナーと合流。

気仙沼市へ向かいます。(一関から約1時間)



津波の爪痕はまだそこかしこに見られます。

一階部分が破壊され放置されている建物もまだあります。

ダンプカーが激しく行き交っており、未だ復興は道半ばという状況です。



被災を免れた高台のホテルからみた気仙沼港の夜明け。



さて、今回の目的はもちろんブルーベリー。

「復興プロジェクト」の要の一つである、ブルーベリー株の育成のほうは

もちろん定評の「ロケットシステム」

300本定植したうち、枯死したのはなんと3鉢のみ。(1%!!)

通常、10%くらいは枯死、または生育不良で植え替えとなります。

99%活着して、しかも生育不良、ばらつきが見当たりません。

この圧倒的な生育の安定度は、これからの営利栽培を考えるときに

とても大きな意味を成すと思います。



オーナーのK氏と、ブルーベリーファームおかざきの畔柳氏。

ブルーベリーについて熱く語ります。

話し出したら、もうとてもとても時間が足りません。

本当に不思議な植物ですね、ブルーベリーは。


さて次回は

ロケットシステムのポイントについて

また気仙沼の事例から紹介いたします。

お楽しみに。