バイリンガル大学進学シミュレーション - 日本編 | amll-njのブログ

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アメリカでの子育てについて、教育を中心につらつらと発信します

昨日、アメリカの大学に進学したらどうなるかという記事をアップしました。

別に大学に行くか行かないかは本人の希望次第ですが、最もお金がかかるであろう大学を調べたって話です。

というわけで今回は日本だとどうなるかを調べてみました。

 

帰国子女の状況

わが子の情報はこんな感じ。

①英語はほぼネイティブ。英文ライティングがストーリーまで作れる。

➁日本語は逆に会話が中心。読解力は平均ちょい下ぐらいの模様

➂得意科目:長女は英文ライティング、長男は算数

正直、このケースの場合、日本の学校に進学するメリットが学費以外ない(日本語の授業がキツイからついていけない)のですが、

スカラシップが原因で日本進学もあり得るので情報をまとめます。

なお、英語だけで受験できる大学はこちらのサイトに一覧化されていますが…名門でないからというのではなく、語学に特化してる学科が多く、幅が狭い印象です。

 

このケース、帰国子女になるであろう我が家の場合だけでなくて、日本でインターに通っている子も同じだと思うのでご参考になさっていただければ。

 

 

一押し大学ICU

やはり海外を目指す子たちの登竜門的な大学ではないかと思うのですがこちら。

 

ここの押しはリベラルアーツを学ぶ、ということのよう。

…ちょっとよくわからないのですが、知識の習得からあらゆる視点でモノを考え昇華させるというプロセスを学ぶということ??と理解しました。

入学当初の専攻から卒業時の専攻が変容したりも受け入れたり、こういった考えのもとにELAという英語でモノを考えるという授業もとることもできたりと、

やりたいことが見つからない日本の子どもたちをグローバルでも通用する人材に育てるという視点が強いなと感じてすごく面白い取り組みをしていると好感が持てますチュー

 

ICUの入試

こちらに要綱は乗っていました。

基本、書類選考的な意味合いはいいのですが、日本語で小論文やエッセイを書かないといけないからキツイ。

そう、バイリンガル、現地校出身者はこれがあるんですよ。日本人なら日本語で書くということに違和感がないかもしれませんが、これが書けない。

留学生扱いで何とかならんかな笑

と、思ったらやはりそれはICU。ありました!こちら

留学生でなくてもOKな模様です。

これだったら英語力はかなり細かく見られますが、日本語がいらん!

合格率

それなら、2023年は38%の合格率…それでも38%しか受からないんですねガーン

やはり日本は入学が難しいんですよね。

 

で、肝心の費用は。

150万弱ってところ。安いではないですか鉛筆

感覚がマヒしておりますが、4年行ったって600万ですので、アメリカの1年分だったりします。

それでこの素晴らしい教育を受けられるなら、娘、ここに入れたい笑。

息子は凸凹キッズなのでリーダー育成型のこの大学はちょっと合わないように思いますが。

 

 

名門上智大学

 

どこを調べるのがいいのかよくわかりませんでしたが、上智大学を調べてみました。

上智大学は、交換留学が盛んで半年間海外で学ぶ、もちろんアメリカも結構ありますので在学中、卒業後も海外を見据えて学ぶことができるのは本当にメリット。

 

 

上智の入試情報

帰国生入試ありました。こちら

英検は2級を取得済みなので、後準1級取れたらどの学部もいけそう。これはクリアはそれほど難しくないかなと。

残る難関は志望動機やら小論文やらを日本語で書かないといけない。

まぁこれが一番キツイですね。

ほんと、繰り返しますが日本語でモノを考える能力がないのでできないんですよガーン

 

倍率はこちらのレポートによると総合グローバル学科であれば5.7倍…5.7倍⁉

すごいですね。さすがです。

 

 

上智大学の学費

こちらから引用しています。

125万円⁉安いではないか!4年通っても500万円⁉私立ですよ!

最高っす。

まぁ入試に通らないって話ですが。

 

まぁ日本では、やはり入試が問題ですね。

帰国生扱いでも全然倍率低くないし、英語も日本語を磨いている子なんて世界にたくさんいるので、

英語に絞っているわが子が参戦できるのかな…といった感じ。

それなら入試イージーなアメリカで頑張った方がいいような気もしてきました。

工学系になりそうな息子に至ってはなおその傾向が強いですよね。

言語領域を頑張っても限界がありそう…