こんにちは。

和田辺あみです。

 

 

先日、こんな方とお話する機会を

いただきました。

 

 

過去に公務員や法律関係の業務、

現場監督ような体力を使う仕事など

さまざなな職歴をお持ちの経験豊富な方。

 

 

子どもの頃に仲の良かった友人が

両親や生活を共にしてくれる大人が

いなかったため

 

自立して生きていくのに

大変な苦労をしたという話を

聞かせてくださいました。

 

 

調べてみると

 

施設で暮らしている子どもたちは

困ったときに頼る場所があまりなかったり

愛情不足や心の傷をもつことが多いそうです。

 

また、公共料金の支払いやバスの乗り方など

暮らしに必要な知識が不足している場合があり

 

施設を出た後で、

自立に必要な力や相談場所が分からない

といった問題を抱えています。

 

 

ですので、最終的に望まない仕事で働いたり

犯罪や借金をしてしまうこともあるそうです。

 

 

 

幼き頃の友人と同じような境遇の人の

自立の手助けになることをするのが目標だと

その方は教えてくれました。

 

 

そして、まずは自分を満たして

満たしたコップからあふれた豊かさを

人や社会への貢献として使いたい

とも話してくれました。

 

 

そんな話を聞いてこのカードを思い出しました。

 

      ペンタクル6

      

 

 

天秤を持った男の人が、ひざまずく人に

お金を分け与えています。

 

彼にとっては自分を満たした上で

あふれだした豊かさを持っていない人へ

与えている様子です。

 

決して無理をしているのではなく

優しさと奉仕の精神をもって

得た者が、失った者と共生している

といえます。

 

 

 

   

 

 

分け与える優しさや援助の気持ちが

お話を下さった方と共通していると感じました。

 

 

 

タロットカードを通してみると

身近な人や出来事も

親近感がわいたり

ちょっと客観的に眺めることができて

面白いですね。

 

 

 

ありがとうございます。