『日本で高齢者向けのシルバーポルノが人気を高めている理由』
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日本で高齢者が出演するシルバーポルノの需要が高まっている。
シルバーポルノが人気を集める理由を探るべく、英紙が60代のポルノ女優を取材した。
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* 60代のポルノ女優
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当時50代後半だった遠田恵未は、離婚したばかりで、スーパーや葬儀屋でアルバイトをして生計を立てていた。
そろそろ生き方を変えようと決意したのは、そんな時だった。
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現在65歳になる彼女は、いわゆる「シルバーポルノ」市場向けの成人映画に何十本も出演している。
このジャンルが根強い人気を誇っている背景には、超高齢化社会を迎えた日本の現状がある。
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「貯金を増やしたくて、人材派遣会社に履歴書を送ったんです」と遠田は話す。
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だが届いたのはポルノ映画3本の出演オファーだった。
そのときは遠田は興味がないときっぱり断った。
「その会社は私の写真を保管していて、私が役柄にぴったりだと思ったようです。
それで、再度エージェントが接触してきたとき、私は出演を了承しました」
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東京で一緒に暮らす成人した2人の娘たちは、意外にも応援してくれた。
「娘たちは、私がポルノ出演に自信がありそうに見えると言って、やってみたらと背中を押してくれたんです」
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* 悪徳スカウトが横行
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遠田がポルノ映画出演に応じた一方で、内閣府が2020年に実施した調査によると、悪徳プロダクションにポルノ映画への出演を強要されたと答えた日本人女性が憂慮すべき数にのぼっていることがわかった。
なかには「モデル」契約を結んだにもかかわらず、その後ヌード姿や性行為の撮影を迫られた女性もいた。
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調査によると、10代、20代、30代の女性の約4分の1が、モデルやアイドルの仕事のスカウトを受けた経験がある。
そのうち仕事に登録した女性の13%が、同意していない性的な写真やビデオ撮影を求められたことがあると答えている。
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2022年、日本ではポルノ映画に出演した女性が、作品の公開から1年以内であれば、理由の如何を問わず、違約金を支払うことなく契約を解除できる法律が施行された。
同法によれば、その作品は削除・回収されなくてはならない。
この法律は、製作者が脅したり騙したりして、永久にネットで視聴できる作品に出演させることを防ぐことを目的としている。
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* 80代でポルノデビューも
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日本の危機的な高齢化社会を反映して、「シルバーポルノ」というジャンルは大きな潜在的ファン層を抱え、その数は増え続けている。
2023年9月、日本政府は敬老の日を前に、80歳以上の日本人の割合が初めて10人に1人に達したと発表した。
65歳以上の高齢者は推定3620万人で総人口の29.1%を占め、過去最高を記録している。
一方で18歳の人口は、12月に発表されたデータによれば、過去最少の106万人に留まっている。
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人生の後半になってからポルノ業界に足を踏み入れた日本人は遠田だけではない。
『禁断の老人介護』や『ロリータのマニアック研修』など膨大な出演作を誇る徳田重男は、83歳だった2017年に世界最高齢のポルノ男優としてギネス世界記録に認定された。
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88歳の小笠原祐子がデビューしたのは80代前半になってからだ。
一方、帝塚真織は「面倒見の良い」おばあちゃん役を得意としていたが、2017年に80歳で引退した。
「東京リポーター」のウェブサイトで手塚は、ポルノ映画で演技するのは「活気があって楽しかった」と語っている。
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遠田は、世代を跨いだ近親相姦を扱った荒唐無稽な物語に出演することを好む。
「そういうシチュエーションで高齢の女性がずっと年下の男性とセックスしているのを見るのは、ある種のインパクトがあると思うんです。
現実にはまず起こりませんからね」と彼女は言う。
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* 大きなシルバーポルノ市場
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日本の「シルバーポルノ」市場は、高齢の女性が注目を浴びる数少ないエンタメ分野のひとつだ。
「通常、日本社会では、女性は50歳になると姿を消してしまうようなものですが、この業界は違います。
それが気に入って、チャレンジしてみようと思ったんです」と遠田は言う。
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最初の3作は驚くほど売れ行きが良く、遠田のもとには再出演の依頼が殺到した。
彼女の作品は、年間約550億円規模とも言われ、推定で1万人の俳優が活躍している日本のポルノ市場の一角を成している。
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シルバーポルノを専門に扱うメーカー「ルビー」のプロデューサー、川辺琢磨は、高齢の消費者はいまだに大量の作品をDVDで購入していると指摘する。
「彼らは購買力があるので、高齢者向け市場は間違いなくありますね」と彼は断言する。
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川辺はシルバーポルノの人気の理由を、消費者層の高齢化と「女優が年を重ねても美を追求し、自分の性愛を探求し続けるところ」だと語る。
「私が子供の頃に60代だった人たち、つまり私の祖父母の世代と比べると、今の60代の方が美意識も性欲もずっと鋭敏になっています」
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娘たちには過激なキャリアチェンジをすんなり受け入れてもらった遠田だが、友人には自分の仕事を打ち明けていないという。
もっとも、遠田の出演作品を見た友人は誰もいないだろう。
7年間のキャリアで、遠田は30歳以上も年下の男性と何度も共演してきた。
一方で、最高齢の共演者(夫役)は、70歳前後だという。
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遠田は、高齢女性が出演するポルノの魅力はどこにあると考えているのだろうか?
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「エディプス・コンプレックス(男児が母親に対して愛着を抱き、同性である父親に対して対抗心を抱いたりする無意識の葛藤)とは違うわね。
男性は年上の女性から甘やかされるのが好きなんじゃないかしら」と遠田は言う。
彼女はスタイルと健康を維持するために、ヨガや毎日の長い散歩を欠かさない。
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「誰だってセックスを楽しんでいるのに、高齢者はセックスの話をするのを恥ずかしがります。
ある年齢に達した女性はセックスに興味がなくなるなんて説もあるけど、決してそんなことはありません。
自分はその誤解を解く手助けをしていると思っています」
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当然のことながら、遠田に引退の予定はない。
「自分にふさわしい映画がある限り、女優を続けるつもりです」
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(COURRIER JAPON)
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アダルト業界は、
30歳以上は「熟女物」、
40歳以上は「ババア物」、
50歳以上は「閲覧注意物」、
だった。
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今では60歳以上を「シルバーポルノ」ともいうのだね。
若者からしたら「閲覧厳禁物」だね。
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追伸:

総合病院に行った。

書類を書いて提出した。
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追伸2:

元錦鯉(ヒメダカ・ヌマエビ)に水足しをした。
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水車池(マゴイ・ワキン・フナ・ウグイ・カワムツ・オイカワ・タナゴ・モツゴ・ドジョウ・メダカ・ザリガニ・カニ・エビ)に水を足した。
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追伸3:
今日、風呂に入りながら聴いたアルバムは、
「The Stars of Country Music: 15 Original Albums & Bonus Tracks (2015)DISC10(レスター・フラット&アール・スクラッグス 1957)」(17~20)
1914年生まれテネシー州出身のカントリー・シンガーソングライター。
1924年生まれノースカロライナ州出身のカントリー・ギタリスト。
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追伸4:
2013年米映画「アフター・アース」をまた観た。
<軍の最高司令官サイファ(ウィル・スミス)と息子キタイ(ジェイデン・スミス)が乗った宇宙船は事故によりある惑星に不時着。
クルーの中で生存者は彼等親子二人きりで、さらに父のサイファは負傷がひどく身動きが取れない。
助けの宇宙船を呼ぶ発信機を探す為に、息子キタイは、父のナビゲーションを受けながら一人、宇宙船の外へと踏み出す。
しかしそこは、1000年前に人類が滅亡した地球の成れの果てであった…。>
1968年生まれペンシルベニア州出身の俳優ウィル・スミス主演のSFアクション映画だね。
1998年生まれカリフォルニア州出身の俳優ジェイデン・スミスも出ている。
1969年生まれイングランド出身の女優ソフィー・オコネドーも出ている。
1988年生まれカリフォルニア州出身の女優ゾーイ・クラビッツも出ている。
1987年生まれオーストラリア出身の俳優リンカーン・ルイスも出ている。
監督は、「シックス・センス」「サイン」のなどのM・ナイト・シャマラン。
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