『テイラー・スウィフトがスーパースターたるゆえん
米大統領選も左右する絶大な影響力の源泉とは』
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先の日本公演が経済効果341億円にのぼり、「スウィフトノミクス」と報じられた米シンガー・ソングライター、テイラー・スウィフト(34)。
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グラミー賞では史上最多、4度目となる年間最優秀アルバム賞に輝いたばかり。
ビルボードのヒットチャートのトップ10を独占などなど、快挙をあげれば枚挙にいとまがないスーパースターである。
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インスタグラムのフォロワーも世界一で実に2億8000万人超とされる。
その絶大な影響力には秋の大統領選をも左右する。
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「前回2020年にバイデン大統領を支持したテイラーは、その再選を目指す『政府の陰謀』に関わっているとの世論調査が出るほどに話題になっています。
本人が今度の大統領選への姿勢を明らかにしていないこともあって、トランプ前大統領はスーパーボウルの試合前、SNSで『バイデンを支持しないでほしい』とのメッセージを送ったとか。
対する民主党も、再びの支持をテイラーに求めているそうです」(スポーツ紙音楽担当デスク)
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■「自分の影響力を利用するのが私の責任。どんどん行動していく」
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その活動は歌手だけじゃない。
モデルに女優、プロデューサーもこなし、昨年日本でも公開され、大ヒットした映画「テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR」では自らのコンサートを自前で撮影し、宣伝も自らのSNSで行った。
上映も、映画館チェーンと自ら交渉し、スタジオを介さなかったことで話題に。
映画の莫大な売り上げのほとんどを主演スター自らが手にしてみせたのである。
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「全世界興行収入が2億6000万ドル超と、コンサート映画史上、最大のヒット作となったあと、全世界配信権をディズニープラスに破格の7500万ドル、約113億円でスウィフトは売却しています。
劇場版に収録されていない5曲を追加し、配信オリジナルでの価値を付けたんです。
脚色、衣装、ダンスまで観客の目をくぎ付けにするステージでの圧巻のパフォーマンス。
『最高峰のエンターテインメント』という評判は言うまでもありませんが、芸能ビジネスでも新境地を切り開いています」と、日本の某映画プロデューサーも手放しで称賛する。
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カントリーミュージックの聖地テネシー州ナッシュビルでスカウトされ、16歳のときにリリースしたアルバムがいきなり大ヒット。
「神童」と呼ばれる才能の持ち主だが、自らキャリアを切り開いていく努力の人でもある。
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「両親、とりわけお母さんからの後押しで、成功をつかんだのは有名です。
ナッシュビルでのデビュー前、デモテープがあまり評価されなかったとき、同じような歌手志望の多さに気づいた。
そして周りとは違うことを思いつかなくてはと11歳で悟ったなど、経験から学んでいるのでしょう。
作詞作曲には今もスマホを使い、思いついたフレーズがあるとその場で録音したりしているそうです」(前出のスポーツ紙デスク)
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 構成作家のチャッピー加藤氏はこう言う。
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「エンターテイナーとしての才能はもちろんですが、舌を巻くのは、あれだけのハードスケジュールの中で、クオリティーの高い楽曲を量産していることですね。
ワールドツアーで世界を飛び回りながら、4月にはニューアルバムを発売予定で、しかもファンを飽きさせないように、意識して新しい要素を入れている。
トップに立つとその地位に安住しがちですが、彼女はつねに進化を求めている。
これはなかなかできることじゃありません。
音楽にうるさい中高年の男性にもファンが多いんですが、グラミーのアルバム賞を4度も取ったのはだてじゃありません」
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LGBTQの権利向上といった社会的メッセージも込めたりするが、「等身大で前向きな音楽だから共感し、元気になるんです」と、スウィフトファンのある女性は言う。
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「口先だけの最低な公約に立ち向かうために、自分の影響力を利用するのが私の責任だと気づいた。
どんどん行動していくつもり」とも語っているテイラー・スウィフト。
格差と分断が進む世界を救うスーパースターである。
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(日刊ゲンダイ)
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『カントリーミュージックの聖地テネシー州ナッシュビルでスカウトされ、16歳のときにリリースしたアルバムがいきなり大ヒット。』
まさに「神童」だね。
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『口先だけの最低な公約に立ち向かうために、自分の影響力を利用するのが私の責任だと気づいた。
どんどん行動していくつもり』
格差と分断が進む世界を救うスーパースターだね。
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音楽も好きで毎日聴いている。
今はティナ・ターナーの新譜を聴いている。
テイラー・スウィフトのいい新譜が出たら買って聴こうか。
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追伸:
庭を散策して、西と東のビオトープ(メダカ・ミナミヌマエビ・タニシ・カワニナ)の水面の落ち葉をトングで挟んで庭に撒いた。
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追伸2:
今日、風呂に入りながら聴いたアルバムは、
「ティナ・ターナー クイーン・オブ・ロックンロール(2023)」DISC2(8~10)
1939年生まれテネシー州出身のロック・シンガー。
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追伸3:
2007年米映画「インベージョン」を観た。
<米国の首都ワシントン。
女性精神科医キャロル(ニコール・キッドマン)は患者たちが、身近な家族や友人が見た目は以前と変わらないのに、どこか別人となってしまったようだと異口同音に訴えるのを耳にし、周囲でひそかに進行している異変に気付く。
実は地球に漂着した謎のウイルスが、次々と人間の体を乗っ取っていたのだ。
キャロルは、同僚の医師ドリスコル(ダニエル・クレイグ)と協力しながら、最愛のひとり息子オリヴァー(ジャクソン・ボンド)を謎の異星体から守り抜こうと懸命に奮闘するが……。>
1967年生まれハワイ州出身の女優ニコール・キッドマン主演のSF映画だね。
1968年生まれイングランド出身の俳優ダニエル・クレイグも出ている。
1961年生まれイングランド出身の俳優ジェレミー・ノーサムも出ている。
1965年生まれワシントンDC出身の俳優ジェフリー・ライトも出ている。
1996年生まれミネソタ州出身の俳優ジャクソン・ボンドも出ている。
監督は、「ヒトラー暗殺、13分の誤算」「ダイアナ」などのオリヴァー・ヒルシュビーゲル。
「ボディ・スナッチャー 恐怖の街」(56)、「SF ボディ・スナッチャー」(78)などに続くジャック・フィニイの古典SF小説「盗まれた街」、4度目の映画化。
ニコール・キッドマンは、大好きな女優の一人。
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