『リーバイス公式に聞いたデニムの最新ケア方法。
時代が変われば常識も変わる!』
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我々にとって、デニムは永久不滅のワードローブ。
若い頃から慣れ親しんだ盟友である。
ゆえにすっかり知った気でいないか?
例えば、デニムのケア方法とか。
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これまで積み重ねてきた知識は正しいのか、その真相を確かめるべく、キング・オブ・デニムブランド「リーバイス」を訪問した。
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* デニムは洗濯すべき!? 長い付き合いを考えるなら
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オーシャンズ世代なら一度は憧れたであろう、ヴィンテージデニムの色合い。
理想を追求するがゆえ、慎重になるのが「洗濯」だ。
結果、洗わないという選択をしてきた人も多かろう。
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だがその考えは改める必要がありそうだ。
リーバイスのマネージャー篠原さんは「デニムは洗った方がいい」と話す。
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「洗濯をすると色が抜け過ぎたり、生地が痛んだりすると考えている方も多いでしょう。
しかしデニムと長い付き合いをするなら、定期的な洗濯をおすすめします」。
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理由を聞けば、以下の3つが挙げられるとのこと。
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① 洗剤を使わずに洗濯すれば、そう簡単に色は落ちない(つまり水洗いで十分)。
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② 最近のデニム生地は、防縮加工はもちろん「縮み」や「ねじれ」も考慮して作られているため洗濯しても問題なし。
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③ デニム生地の痛みを促進するのは染み込んだ汗や皮脂。よって、洗濯した方が長持ちする。
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「長く着ることを念頭に置くと、定期的に洗いをかけて清潔に保つことが大事。
洗わないと放置した汚れが生地の痛みを招く可能性があります。
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また、デニムを洗わずはき続けていると、繊維が広がり弛んでいる状態になります。
それにウォッシュをかけることで、水で生地が締まりハリ感が蘇ります。生地を再生する感覚ですね。
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個人的には、デニムを清潔に保ちたいということもあって、必ず洗うようにしています」。
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では、デニムはどうやって洗うのが正しいのか。
篠原さんに聞いた手順は以下のとおり。
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プロセス① すべてのボタン(ジップフライはジップ)を閉じる。
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プロセス② デニムを裏返す。
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プロセス③ 洗剤を入れずに洗濯機で水洗いする。
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プロセス④脱水後、シワを伸ばしながら日陰干し(干すときはウエストが筒状になるよう洗濯バサミで留めるのが理想)。
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「デニムはオモテ面がインディゴで染めた糸、裏地が白糸(無染色の糸)で構成されているのが一般的です。
なるべく色落ちをさせたくない場合は、裏返して洗いましょう。
変なアタリがつくことも避けられます。
型崩れを防止するためにボタンを全部留めて洗うのもポイントです」。
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* 意外と知らないデニムの保管法。どうするのが正解?
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正しい洗濯方法がわかったら、洗ったあとのことも知っておきたい。
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「デニムの保管で気をつけたいのは湿度ですね。
カビや虫食いの原因にもなります。
僕も10本ほどダメにしています。
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まず、風通しの良い場所に保管することが大事。
除湿剤を利用するのもいいと思います。
デニムを洗ったあとはハンガーにかけて保管するのがベストですね」。
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もちろん、収納スペースの都合上、ハンガーに吊るして保管するのが難しい人もいるだろう。
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「畳んで保管する場合、スラックスのようにレングスのセンターにクリースが出るような畳み方がいいでしょう。
デニムのサイドに変な折りジワが付くこともありませんし、綺麗に積み上がります。
程よい通気路も確保できるのでおすすめです」。
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「やはり一本ずつハンガーか、S字フックに掛けて保管するのが理想的ではあります。
頻繁にはかないデニムは畳みで保管し、より愛着のある一本は吊るして保管というように、方法を使い分けるのもひとつの手だと思います」。
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自然な色味やダメージ、シワ感などを追求したいがために「デニムは洗わない」選択をしてきた人にとってはまさに目からウロコだろう。
必要な知識をアップデートし、これまで以上にデニムといい付き合いをしていこうじゃないか。
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(OCEANS)
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『デニム生地の痛みを促進するのは染み込んだ汗や皮脂。よって、洗濯した方が長持ちする。』
汚れが生地を傷めるのだね。
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『デニムを洗わずはき続けていると、繊維が広がり弛んでいる状態になります。
それにウォッシュをかけることで、水で生地が締まりハリ感が蘇ります。』
洗濯が繊維の広がりを締めるのだね。
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追伸:
庭を散策して、西と東のビオトープ(メダカ・ミナミヌマエビ・タニシ・カワニナ)の水面の落ち葉をトングで挟んで庭に撒いた。
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元錦鯉(ヒメダカ・ヌマエビ)に水足しをした。
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水車池(マゴイ・ワキン・フナ・ウグイ・カワムツ・オイカワ・タナゴ・モツゴ・ドジョウ・メダカ・ザリガニ・カニ・エビ)に水を足した。
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追伸2:
1985年米映画「愛と哀しみの果て」をまた観た。
<20世紀初頭。
デンマークの資産家の娘カレン(メリル・ストリープ)は、スウェーデン貴族のプロア・ブリクセン男爵(クラウス・マリア・ブランダウアー)と結婚。
2人はアフリカのケニアへと旅立ち、現地で農園を経営することに。
農園に無関心な夫の代わりに必死で切り盛りするカレンだが、経営はなかなか軌道に乗らない。
そんなある日、草原でライオンに襲われそうになった彼女を、冒険家デニス(ロバート・レッドフォード)が救出する。
梅毒の治療で子供を産めない体になったカレンは、夫と別居しデニスと結ばれる。>
1949年生まれニュージャージー州出身の女優メリス・ストリープ主演の恋愛映画だね。
1936年生まれカリフォルニア州出身の俳優ロバート・レッドフォードも出ている。
1943年生まれオーストリア出身の俳優クラウス・マリア・ブランダウアーも出ている。
1916年生まれマレーシア出身の俳優マイケル・ガフも出ている。
1910年生まれイギルス出身の女優レイチェル・ケンプソンも出ている。
監督は、「ザ・インター・プリター」「ザ・ファーム法律事務所」などのシドニー・ポラック。
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追伸3:
今日、風呂に入りながら聴いたアルバムは、
「ティナ・ターナー クイーン・オブ・ロックンロール(2023)」DISC1(4~6)
1939年生まれテネシー州出身のロック・シンガー。
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