『伊東四朗&羽田美智子『おかしな刑事』20年の歴史に幕
来年1月放送で“大千秋楽”』
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俳優の伊東四朗(86)演じる刑事・鴨志田新一と、羽田美智子(55)演じるエリート警視の娘・岡崎真実という、“凸凹父娘コンビ”の活躍を描いてきたテレビ朝日系人気シリーズ『おかしな刑事』が、1月6日放送の『おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル』で20年の歴史に幕を下ろす。
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2003年8月に『土曜ワイド劇場』で放送された第1弾以来、同枠や『日曜ワイド』『ミステリースペシャル』枠などで放送を重ねてきた『おかしな刑事』シリーズ。
父の鴨志田が捜査会議で居眠りばかりしている“所轄のヒラ刑事”で、娘の真実が“警察庁のエリート警視”という逆転父娘の軽妙なやりとりが魅力のひとつ。
主演の伊東は、現役刑事役最年長を更新し続け、京都を舞台に全編撮影した『京都スペシャル』2作も含めると、最終作は通算27作目となる。
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大千秋楽スペシャルでは、鴨志田がついに定年へ。最後の出勤も終え、残すは有給休暇の消化のみ…というタイミングで、大手建設会社社長が誘拐される衝撃事件が発生する。
身代金として2億円分の金のインゴットが犯人に奪われるが、実はその2億円こそ大物政治家に渡す予定のウラ金だった疑惑が浮上して…というストーリー。
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ファイナルを迎えるにあたって、伊東は「27本やってきたなんて、改めて考えるとスゴイことだね」と驚きつつも「でも“定年”っていわれると、実は恥ずかしいんですよ。
だって第1作を撮影したのは私が66歳のときで、このシリーズをはじめたころにはすでに定年の年齢でしたから(笑)」とにっこり。
「20年たったなんてとても思えない!1作目の伊勢志摩ロケが、ついこのあいだのようです。
もちろん当時はこんなに長く続くシリーズになるとは思ってもいませんでしたよ」と、シリーズの歴史を回顧した。
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伊東を芸能界の父と慕う羽田も、「真実はお父さんがすごく好きなんですよね。
だからこそ、ツンデレになってしまう…。
そのバランスは本数を重ねても変えたくないなと考えてきました」と伊東へのリスペクトをにじませながら、役柄に込めた思いを告白。
「ファイナルという言葉には寂しさを感じますが、スタッフ・キャストみんなで“せーの”で飛び立った作品がキレイに着陸できるのは喜ばしいことだなと思っています」と大千秋楽を迎える心境を明かす。
「ドラマはファイナルかもしれませんが、登場人物たちはずっと生きています。
“別れ”ではなく一回、着地して新たな人生がはじまっていく…そんな素敵なおはなしになっていると思います」と最後の作品のみどころをアピールした。
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伊東&羽田のほか、父娘の大家でもある弁護士・姉小路行人役の石井正則、鴨志田を何かと手助けしてきた弁護士・武井昭一役の正名僕蔵、東王子署刑事課係長・工藤潔役の飯田基祐、行人の“横浜の叔母様”こと三浦由紀子役の田島令子、東王子署刑事課長・坂下純次役の小倉久寛らおなじみの豪華レギュラー陣が総結集。
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さらには、物語のカギを握る建設会社社長・栗山喜一郎役で三宅裕司がゲスト出演。
伝説のコントバラエティー『いい加減にします!』をはじめ、コントライブや舞台『伊東四朗一座』、『熱海五郎一座』で長年、伊東と共演してきた三宅が、息のあった演技を披露する。
三宅は「何度もお話をいただいていて、ついに実現してうれしかったです。
最終回ということで大変光栄でした」と大喜びで、「伊東さんは待ちのときは目を閉じていて寝てるのかなと思うと、“本番!”の声でバチッとスイッチが入る。
86歳とは思えません」と伊東のすごさを語っている。
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このほか、三宅の息子役で吉村界人、娘役で内藤理沙、その婚約者役で黄川田雅哉。
団地の住人として遠藤久美子、鷲尾真知子も出演し、シリーズのフィナーレを盛り上げる。
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■伊東四朗(鴨志田新一役)コメント全文
――ファイナル作品では鴨志田刑事がついに定年を迎えますが、今のお気持ちを教えてください
27本やってきたなんて、改めて考えるとスゴイことだね。
でも“定年”っていわれると、実は恥ずかしいんですよ。
だって第1作を撮影したのは私が66歳のときで、このシリーズをはじめたころにはすでに定年の年齢でしたから(笑)。
みなさんに、「タイトルからして『おかしな刑事』なんだからいいんじゃない?」なんていわれながら続けてきました。
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――2023年はシリーズ誕生20周年です。振り返ってどんな思いでしょうか?
20年たったなんてとても思えない!
1作目の伊勢志摩ロケが、ついこのあいだのようです。
もちろん当時はこんなに長く続くシリーズになるとは思っていませんでしたね。
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――このシリーズが長く愛されてきた理由はどんなところだと思われますか?
みなさんがこの作品を愛してくださったとしたら、私とみっちゃん(=羽田)が本当の親子みたいに見えたからじゃないですかね。
鴨志田はみっちゃん演じる真実に責められてばかりなんですよ。
でも、責められても何を言われても、私は実生活では娘がいませんので、この期間中だけでも娘がいるってとても楽しいなと思いながらやってきました。
いや、娘っていうのはうれしいですよね。
これ、息子だったらかなり飽きてましたね(笑)。
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――レギュラーメンバーのみなさんへの思いをお聞かせください
このキャストたちも、『おかしな刑事』の強みですね。
27本も続けていると、彼らがどんな芝居をしてくるか、もう読めちゃいますけどね(笑)。
でもいちばんの“おかしな刑事”は、おぐちゃん(=小倉久寛)演じる坂下刑事課長だろうね。
あんな人が課長をやってるってことがおかしいですね。
一度も事件を解決していないんだから(笑)。
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――大千秋楽スペシャルのみどころを教えて下さい
“最終回じゃないんじゃない?”と思うほど、大千秋楽スペシャルは、いつもながらのムードですね。だからみなさんも安心してご覧いただけると思います。
これまで三宅裕司と私の共演は、ほとんどがコント番組か喜劇の舞台。
そんな2人が今回、ひとつも悪ふざけすることなく大真面目に演じていますから、めずらしいものを見られるんじゃないかな。
そこは大いに楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。
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■羽田美智子(岡崎真実役)コメント全文
――ファイナル作品を迎えるお気持ちを教えてください
ファイナルという言葉には寂しさを感じますが、スタッフ・キャストみんなで“せーの”で飛び立った作品がキレイに着陸できるのは喜ばしいことだなと思います。
ずっと閉店セールをやっているお店みたいに、またひょっこり集まれたらいいな。
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――このシリーズが長く愛されてきた理由はどんなところだと思われますか?
視聴者のみなさんの中に、“伊東さんだったら絶対に面白いものを見せてくれる”という安心感がある上に、お芝居のしっかりした役者さんたちが脇を固めているところでしょうか。
彼らはスマートに事件を解決するのではなく、人間くさくて愛嬌のある捜査をする…。
ミステリーだけど、コメディーでもありホームドラマでもあるというおかしみがあって笑って見られるのが、シリーズの魅力なのかなと思っています。
レギュラーキャストのみなさんは伊東さんを心からリスペクトしている、期待を裏切らない俳優さんたち。
奇抜なことはしないけど、真面目な中にもどこか“おかしみ”を持てるよう、常に考えていらっしゃいます。
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――27作、真実役を演じる上で気をつけてきたことは?
私が演じてきた真実の名は“しんじつ”とかいて“まさみ”と読みますが、そこに父と母がこめた思いを感じます。
そして、彼女はなるべくして警察官になったんだなと思います。
だから事件に対しては、できないなりの真摯さが必要だなというのはずっと意識していました。
あとは、やっぱり真実はお父さんがすごく好きなんですよね。
だからこそ、ツンデレになってしまう…。そのバランスは本数を重ねても変えたくないなと考えてきました。
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――大千秋楽スペシャルのみどころを教えて下さい
大千秋楽スペシャルは鴨志田さんのいない捜査現場がいかに大変か、みんなが身をもって知るシーンがあり、鴨志田さんへの思いを抱きながらもそれぞれが成長していきます。
鴨志田さんと真実の父娘の関係にも“ある変化”が…。
ドラマはファイナルかもしれませんが、登場人物たちはずっと生きています。
“別れ”ではなく、一回着地して新たな人生がはじまっていく…そんな素敵なおはなしになっていると思います。
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(ORICON NEWS)
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『2003年8月に『土曜ワイド劇場』で放送された第1弾以来』
20年以上続いているのはすごいね。
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『最終作は通算27作目となる。』
いつも録画して観ています。
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追伸:
庭を散策して、西と東のビオトープ(メダカ・ミナミヌマエビ・タニシ・カワニナ)の水面の落ち葉をトングで挟んで庭に撒いた。
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追伸2:

妻と谷島屋とマックスバリュと松屋に行った。

カツカレーとハンバーグなどなどテイクアウトした。

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追伸3:
今日、風呂に入りながら聴いたアルバムは、
「ザ・ビートルズ 1962年~1966年 DISC2(13~18)」
1962年デビュー、イングランド出身のロック・バンド。
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追伸4:
2000年米映画「エリン・ブロコビッチ」をまたまた…観た。
<元ミス・ウィチタのシングルマザー、エリン(ジュリア・ロバーツ)は、仕事もお金もないまま幼い子供3人を育てていた。
ある日、車の衝突事故に遭った彼女は、和解金を勝ち取れなかった弁護士エドに法律事務所で雇うよう懇願する。
事務員の職を得てファイル整理を任されたエリンは、大企業のPG&E社にまつわる不審な不動産書類を発見し、エドに調査を申し出る。
単独で調査を進めたエリンは、PG&E社の工場による環境汚染の実態を知り…。>
1967年生まれジョージア州出身の女優ジュリア・ロバーツ主演の実話を基にした社会派映画だね。
1936年生まれイングランド出身の俳優アルバート・フィニーも出ている
1968年生まれカリフォルニア州出身の俳優アーロン・エッカートも出ている。
1958年生まれネブラスカ州出身の女優マージ・ヘルゲンバーガーも出ている
1956年生まれテネシー州出身の女優チェリー・ジョーンズも出ている。
監督は、「エージェント・マロリー」「セックスと嘘とビデオテープ」などのスティーブン・ソダーバーグ。
大企業から全米史上最高額の和解金を勝ち取った実在の女性を映画化。
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