地震の後 足の痛みを訴える患者さんが多くなりました。
足と言っても太ももとかふくらはぎではありません、足の裏とか土踏まずの部分です。
もちろん 太もも、ふくらはぎが痛いという方もおられますがこれはいわゆる筋肉痛なので鍼だとすぐ治ります。

問題なのは足の裏の痛みです。これは足底腱膜炎といって腱の炎症なのですこし時間がかかります。
マッサージとかもあまりききません。
原因は歩きすぎですね。地震の後 帰宅難民となり数時間かけて帰宅された方や そのあともエレベータやエスカレーターが節電や停電で使えないために足に極度の負担がかかっている方に起きているのです。
ご存じの通り足の裏は軽いアーチ状になっていてあのアーチが着地の衝撃を吸収してくれているのですが
硬い革靴やヒールを履いてしまうとその機能が無効になってしまいます。
このため足の裏の腱が炎症起こしてしまい痛むのです。
基本的には歩かないことですが まあそんなことは無理なので対策を立てましょう。

着地の衝撃を減らしてあげれば負担が減るので履き物に注意してください。
革靴でしたらなかに衝撃吸収の中敷きを入れましょう。 見た目は普通の革靴、中身はスニーカーのような
いわゆるウォーキングシューズもいいですね。女性の方は高いヒールはやめて低いものに変えてください。
女性用のウォーキングシューズもいまはたくさんありますね。
あと通勤だけはスニーカーにしてみるのも良いかもしれないですね。
もちろん 休みの日やうちではできるだけスニーカーを履いてください。
衝撃の負担が減れば 少しづつ痛みは取れていきますから大丈夫です。

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