「おっちゃんはぁ
若い頃、
飲み歩いていた
でシュかぁ・・・ 」
「う~ん・・・
そうねェ・・・
なんせ、
バブル時代って言って
働くより
多く遊んでた。 」
「おおっ・・・
わるでシュ 」
「こう見えても
若いときは
モテモテだったのよ。 」
「(小さな声で)
ふっ・・・
お金を
落としてくれる人がぁ、
ちやほやされる
だけでシュ・・・ 」
「貧乏なわりに
羽振りよく、
遊んでたような
記憶が・・・ 」
「だと
思ったでシュ・・・ 」
「そして
決めぜりふ・・・
君は太陽だっ・・・
そして僕は
君の光に照らされる
月なのさぁっ 」
「(小さい声で)
ほぅ、若いときから
後頭部が
お月様だった
でシュか・・・ 」
「てな事は
言わないけど・・・
まぁ、
ロマンチックな
歌を歌ったり・・・ 」
「(小さな声で)
・・・・ぶっ・・・・
オンチのおっちゃんに
歌われたらぁ
終りでシュ・・・・ 」
「そして、
閉店を迎えてた
ねェ・・・ 」
「やっぱり・・・
終わりでシュかぁ
・・・・・ 」
「そう。
夜中の二時くらい
だったような・・・ 」
楽屋裏
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
「今じゃ
考えられないくらい
賑やかな夜の町
だったでシュ・・・ 」
「だね・・・ 」
「接待やら、
なんやらで、
たくさんの会社が
必要経費として
バンバンだして
騒いでいた
でシュ・・・ 」
「皆さん、
お酒飲んで楽しむ
時間的ゆとりがあったし、
小遣いもあったね。 」
「景気も
よかったでシュ・・・
まぁ、
バブルと言われるほど
異常な状態では
あったでシュけど・・・ 」
「それが、
今はひどいね・・・
春闘は財界が
ケチくさい事言うし・・・
労賃上げないと
ものが売れないこと
解ってるのに、
資本家の
自己利益ばかり
言ってるしね・・・
国会の先生が
率先して、
憲法に抵触してまで
給料を下げるとか、
生活物価ではなく、
マクロ経済で
年金を下げるとか・・・
庶民・労働者には
景気の悪い
お話ばかり・・・ 」
「(ちっちゃな声で)
国会の先生が
一番ぬくぬくでシュ・・・
秘書じゃぁ・・・
だめでシュ 」
「ますます
町の明かりが
消えていくよね・・・
まぁ、高級クラブは
かえって
儲かってるのかも
しれないけどねェ・・・ 」
「日を追って
明るくなるのはぁ、
一部の大金持ちとぉ、
おっちゃんの
後頭部だけでシュ・・・ 」
「ほっといて
チョっ 」
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
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おしまい