今、世界では様々な大きな事が

起きています。

今まさに、我々は、歴史の転換期を

生きていると思います。

外国というと、日本人はまず、

アメリカや中国、そして韓国を

思い浮かべ、中東の国々の事に、

関心が薄いですが、

まさに、今、中東の事を
知る必要があります!

 

及川幸久氏の配信を

文字起こししました。

カズさんの著書、まだ発売前ですが、
予約の段階で
Amazon
ベストセラー1位
になっている。

国際情勢部門、

歴史書籍部門で両方とも1位。

総合では8位にランクイン。

この本の最大

のテーマは?

本のタイトルにも書かれている通り、

「大変革グローバルサウスの時代」

というのが、やってきています。

カズ:

今迄、欧米とか、G7主導の

世界経済だったのが、

グローバルサウスという

新たな力によって、

だんだんパワーバランスが

変わってきているじゃないですか?

そのグローバルサウスが

主導権を握るであろう

今後の世界経済の中で、

主役に躍り出て来るのが、

中東なんじゃないかな?

★まだ日本人のイメージで

中東と言うとテロと紛争だと

思います。

 

中東が主役になるという

根拠は色々あると思うのですが、

一番分かりやすいのは、

中東というのは、

エネルギー供給基地ですね。

 

石油とLNGは、

もう世界最大なわけですよ。

尚且つ、それに合わせ

て資金力の面でも、

政府系ファンドというのが、

どんどん大きくなっていて、

資金力でも世界トップクラスの国が、

あの辺り(中東)に、

いっぱい集まっています。

 

及川:

これ、知られてないと思うんですが、

アメリカにしても日本にしても、

ヨーロッパの各国にしても、

先進国と言いながら、

みんな借金大国です。

 

国債をガンガン出して借金を

しているだけなんです。

だから、お金なんて無いんです。

しかし、中東は、逆ですよね?

 

カズ:

逆ですね。

それが、50年後、100年後の

財源に向けて、

色々な形で新たなビジネスが、

展開されている。

投資も融合性の高いものに、
どんどん
されている。

及川:

中東の国々って、借金ゼロで、

逆にすごい貯金があると

いうことですね!

今、言っていた政府系ファンド。

それを使って、

世界中に投資していると云う。

 

我々の認識では、

「中東は石油で儲けたんだ」

というのがあるが、

あれは20世紀の話です。

 

カズ:

昔は、儲けたお金を、

王族の無駄遣いと

言われていたんですよ。

1970年代、80年代は。

 

だけど今彼らは、石油がもうすぐ

ピークアウトするという事に、

物凄く危機感を感じていて、

リーダーも若いリーダー

にどんどん変わっていて、

サウジアラビアのMBSとか、

物凄く若いリーダーで38歳?!

オイルのピークアウトは、

石油が枯渇するのではなく、

石油がいづれ売り物にならない

時代がやってくるであろうと

いうことに物凄く危機感を感じている

中東のリーダーが、やっぱり、

無駄遣いはもう止めて、

将来性の高いもの、世界に影響力の

あるものに対して、どんどん

お金を投じて来た。

有名なものでは、去年の3月に
クレディスイスが破綻した

じゃないですか?

クレディスイスの筆頭株主は、

サウジアラビアの国立銀行ですよ。

スイスの金融セクターが、

サウジアラビア政府にとって、

絶大な信頼を置かれていたから、

彼等は、スイスに全力投資をしていて、

結果としては破綻してしまった。

 

有名なところでいえば、

シティバンク。

あれは、アメリカの銀行だって、

恐らくほとんどの方が思っている

でしょうが、

あれは、アブダビ投資庁

の銀行ですからね。

■アブダビ投資庁

➡アラブ首長国連邦の政府ファンド

筆頭株主は、

アブダビの政権ファンド。

のように色々な世界の経済、

金融、メディア、例えば、

中国のテクノロジーとか、

色々なところに

中東の政府系ファンドが、

物凄い勢いで投資をして

いるんですね。

 

及川:

まさに中東の政府系ファンドが、

世界で、これは発展する!

これは、儲かる!

というところに、

どんどん(投資)をしていて、

私が見た中では、

ロンドンで新しく出来た大型の

ショッピングセンターであるとか、

福岡ドームに投資をしたりとか、

まぁ、彼等(中東)は、

世界中をよく見ていますよね。

カズ:

アブダビ投資庁というグループは、

地球全体を網羅するくらい

リサーチ能力が、半端ないわけですよ。

中東が、ホームですが、

アフリカから南米から、アジアまで。

 

及川:
アフリカなんかで云うと、
アフリカの農業は将来性があるという
ことでガーッと投資するわけでしょ?


カズ:
アブダビ投資庁は、
スーダンの農地に投資をした。
ただ当然の農地ですから、
物凄く利回りが良い。
そういうことをずーっとやっている
わけです。


及川:
本当はそういうのは、

日本がやるべきですよね。

カズ:
日本は政府系ファンド

をやるべきですね。
ただ、日本の国家には

そういうマネジメント
能力や運用能力は無いので、
能力を持った人間を

ヘッドハンティングして
来ないと中々うまく出来ないと

思いますが。


及川:
今迄の中東の100年と、

これからの中東の100年と

この本に出ていますが、
どういう意味ですか?

カズ:

石油と共に歩んできた歴史。

それが、ちょうど100年なんです。

ジョンロックフェラーが、

米国で立ち上げた

【スタンダードオイル】

そういった石油のビジネスから、

だいたい100年間。

石油と共に歩んできた100年間。

これは、欧米支配の

石油と共に歩んできた

100年間。

 

 

 

(中東が産油国と言っても、

実際に支配しているのは米国と英国)

 

それに対抗する為に、

石油の価格統制力を

持とうということで、

OPECという組織がつくられるわけ

ですけど、OPECも実際に力が

なかったんですよ

 

セブンシスターズと言われた

メジャーが、結局、

石油の価格のコントロール

をしていた。

 

中東は油田という物凄い財産を、

持ってはいるけれども、

そこの美味しいところを、全部、

持って行ってるのは、

欧米だったんです。

これまでの100年は、こうですが、

 

今は、そこから、脱却をし始めて、

これから新たな100年が、

始まろうとしています。

その新たな100年と、

これまでの100年の今、

ちょうど節目に僕たちは居るわけです。

及川:

歴史的な転換点にいる。

それをこの本は表している。

中東の産油国が、ロシアと

組んだというところから、

変わってきている!

 

カズ:

そこが大きいんですよ!

今迄、中東の国々は、いわゆる

アメリカの傀儡政権みたいなもので、

今の日本と一緒なわけですよ。

アメリカと仲良くして、アメリカから、

武器を売ってもらって、

安い石油を売って、それでお互いに

支え合ってきたのが、

サウジとアメリカですが、

そのサウジアラビア

に対して、

ケンカを

吹っかけてきたのが、

バイデン大統領

だったわけです。

★続きは動画をご覧ください。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

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