あれは、幼い子供の頃、

おこずかいで買った駄菓子を、

お友達と公園で食べようとした時の

ことだった。

友達は、駄菓子の袋を開けたら、

その駄菓子を地面に落としてしまった。

びっくりガーン

すぐさま、その子は、それを拾って、

「3秒ルール」だと言って、

3秒以内なら、バイキンが付かないから、

大丈夫だと言って食べ始めた。

てへぺろラブラブ

しかも、さっきまで公園で泥遊びをして

洗ってないような素手のまま。

ガーンアセアセ

幼ない私は、それを見て、内心、

「きったね~!」と思い、

絶対に同じ事を真似しなかった。

だって、私はお腹が弱いから。

風邪も普通にひく子だった。

しかし、そういう友達に限って、

お腹は強く、滅多に風邪をひかなかった。

ああ、今になって、

自分の認識の方が間違っていた

ことに気が付いた!!

晴天の霹靂である。

今日は、免疫学の権威である

安保徹先生の講演会の一部を、

紹介します。

この頃の日本人はですね、

何かインフルエンザが怖い、

ノロウイルスが怖いと言って、

逃げ回っているような雰囲気ですけど、

こういう防御細胞、白血球ですね。

が、全身に分布して、

身を守っているんで、

大丈夫なの!!

手とか、洗ったりする必要もない。

(笑いが起きる)

まぁ、ネバネバしてから、

洗えばいい。

普段は洗わない。

で、あれなんですね。

このリンパ球の方は、ひとつの抗原に対して、

ひとつのクローンが対応して、

で、クローンが分布しているんですけど、

一回特定の抗原にさらされないと、

クローンは拡大しないですね。

で、拡大したクローンは、次に

感染した抗原に対しては、

すぐ充分な数が用意されて

立ち上がる。

それで、2度目はですね、

感染の症状をほとんど出さずに、

治癒に入るんですね。

ですから、やっぱり、

子供はまだ、

いろいろな抗原にさらされて

いないんで・・・・

風邪をひいて、繰り返して、

繰り返して・・・

大人の免疫になるわけ!

で、大人になると、

皆さんくらいの年代になると、

風邪が流行っても、

なかなかひかないの。

 

もう、殆どの抗原には、

免疫が出来ていますからね!

 

で、ここんとこで、大事なのは、

子供達に対するアドバイスですね。

やっぱり、丈夫な子供になる。

免疫力の高い子供になるためには、

風邪の流行る季節になったら、

手洗いとうがいは、

控えめにしましょうって、

(アハハハ・・・という笑い声)

そうやって言える大人にならなきゃ

駄目ですね。うん。

まさか、

子供と一緒に手を洗っているようじゃ、

未熟な大人ですね!(笑)

昔は、リンゴを食べる時、

ズボンに拭いて食べてたでしょ?

それが、ほど良い免疫力アップのあれ

それで、拭くズボンは、冬中、

洗濯はしてません!

それが、

理想の姿ですね。

国語算数理科社会、

まったく勉強をしないで

●●●●を打てば、

受験勉強の苦しみを

味わうことなく、

試験にパス出来る!とか、

裏口入学できる!

という●●●●という

ものがあったら・・・・

親は、それをさせますか?

いやいや、毎日、真面目に

授業に出て、各科目の

勉強をして、

それでちゃんと頭で覚えなさいよ!

って、親御さんは言いますよね!

 

病気に対する抵抗力だって

そうですよね!

ひとつひとつの抗原にさらされて、

毎年、毎シーズン、

新しい風邪をひいては治り、

それを繰り返していき、

ひとつひとつの抗原に

対する免疫が出来るようになる。

それで、大人になって、

風邪をひかない身体になる。

そのひとつひとつ・・・

今までの人類や動物が、

成長の過程で通過してきた

ことを、すっとばして、

ワクチンですか???

ちょっと考えましょう!

昔は、近所の子供が、

麻疹や水ぼうそうになると、

わざわざ貰って来たんですよ。

どうせかからなきゃならない

ものだから・・・・。

それが、当たり前でした。

特におたふくかぜなど、

大きくなる程、重症になると

言われているものは、

もらってきました。

私は、中学2年でかかり、

結構、重症化して、

痛くて大変でした。