確か今年の5月に
埼玉弁護士会の会長に
「尾崎康」氏が就任。
という記事を見た。
苗字を見て、
「ああ、そういえば、尾崎豊という
歌手が居たなぁ・・・」
とふと思い出したところ、
実は、この人物は
尾崎豊の兄だったのだ。
なんとなく面影があるから、
思わず「尾崎豊」を連想したのかも。
尾崎康さんは、法学部を卒業したが、
その時点では、
弁護士試験には受かっておらず、
卒業後、
裁判書記官として働いていた。
しかし・・・
弟の死をキッカケに
猛勉強をして、
33歳で弁護士試験に
合格したそうだ。
尾崎康さんのインタビューで、
弟は、「自由」をテーマにして
歌っていますが、
私は、法律で、日本国憲法は、
「自由」を保証していますので!
と話されていた事が、
心に刺さった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f6a9db12a872b88c662fcbb81d036960ff90d44?page=1
弟の尾崎豊さんも、
人生は、人の選択は、
人の考え方、生き方は、
自由であるべきなのに、
それが、実際は自由でない
この世の中に歌で
疑問を投げかけていた・・・
そして、兄は、法律上
国民が「自由」であるべき姿を
問いかけてきた・・・・・
今思えば、
尾崎豊が活躍していた時代は、
まだ今より
ずっと自由で、
希望があって、
輝いていた。
それでも、まだまだ
自分らしく
自由である姿を
追い求めて
葛藤していた若者は
大勢いた。
今はどうだろう。
若者たちは、
自由を求める気力さえ、
疑問に感じる感性さえ、
失ってしまった
のではないか?
何故?
安全かどうかわからない注射を
疑問を持たずに、
抗う事さえせずに、
受け入れてしまったのか?
感性が豊かな筈の若者世代も
みんな受け入れてしまったのか?
尾崎豊のシェリー
という曲の
歌詞のこの部分が
心に突き刺さる。
尾崎ファンのカキコミを見て、
なるほど~と思った。
「シェリーって誰?」
「尾崎豊にとって神様じゃないかな?」
尾崎豊さんは、自分を上から見ている
神様に問いかけていたのかも知れない。
守護神みたいなものに対して、
●生き方が間違っていないか?
●自分に嘘をついていないか?
●自分を押し殺し、
生き方が卑屈になってないか?
●真実の方へ歩いているか?
問いかけていたのかも知れない。
こんな日本になってしまった今、
自分に問いかけてみて欲しい。
「俺は真実へと
歩いているかい?」
多くの日本人が、
思考停止せずに、
流されずに、
真剣に真実へと歩くことが
出来たら・・・・
きっとこの国は、きっと・・
滅亡を免れるような気がする。
以下、尾崎康さんの
インタビューです。
弟の豊さんは、不登校の中、
独学でギターを習得したそうだ。
(インタビューより)
当時はさだまさしを
演奏してたんじゃないかな?
ドラッグを止めさせるときは、
大変でしたよ。
取っ組み合いでしたよ。
薬物の力は恐ろしいですね。
逮捕されたときは、
保釈とか求めなかったんです。
家族と相談して、なるべく薬物から
離れた時間が多い方がいいと思って。
もっと長生きして欲しかったんですが、
長生きしたらどうなってたかな?
内田裕也みたいになっていたかも。
面白いところがあるんですよ。
ステージ上では華やかに見えるかも
しれないですが、
実際は、最低最悪で、
高校は、無期停学状態。
憲法というのは、
人権を守る為にありますので、
弟も「自由」ということを
テーマにして
ずいぶん歌っていますけれども、
日本国憲法も自由を保障する。
自由を侵害する事は、
許さないという精神ですから、
だから、弟の歌っている事と、
日本の憲法を頂点とする法律
というのは、矛盾は無いので!
豊は、問いを投げかけた人なので、
答えを述べたという
訳ではないんですよ。
若者に問いを
投げかけたんですね。
そういう生き様は、
私も影響を受けている
んじゃないでしょうか?
豊の歌って、反抗の歌って、
一部誤解をされているんだけど、
決して不良が好む歌じゃ
ないんですよね。
豊の歌は、むしろ
ファンたちを見ていても、
真面目な子向けの歌ですよね。
真面目な子という意味は、
悩むような子。
自分の置かれている位置とかね。
そういった事に悩む子に
受け入れられていた。
いずれまた豊の感性を
受けられる時が来ると
思いますけどね。
今でも一部の人達に
共感を呼んでいるというのは、
素晴らしい事だなぁと思いますね。
(尾崎康さんのインタビューより)
シェリー
シェリー 俺は転がり続けて
こんなとこにたどりついた
シェリー 俺はあせりすぎたのか
むやみに何もかも
捨てちまったけれど
シェリー あの頃は夢だった
夢のために生きてきた俺だけど
シェリー おまえの言うとおり
金か夢かわからない暮しさ
転がり続ける 俺の生きざまを
時には無様なかっこうでささえてる
シェリー 優しく俺をしかってくれ
そして強く抱きしめておくれ
おまえの愛が すべてを包むから
シェリー いつになれば
俺は這い上がれるだろう
シェリー どこに行けば
俺はたどりつけるだろう
シェリー 俺は歌う
愛すべきものすべてに
シェリー 見知らぬところで
人に出会ったら どうすりゃいいかい
シェリー 俺ははぐれ者だから
おまえみたいにうまく笑えやしない
シェリー 夢を求めるならば
孤独すら恐れやしないよね
シェリー ひとりで生きるなら
涙なんか見せちゃいけないよね
転がり続ける 俺の生きざまを
時には涙をこらえてささえてる
シェリー あわれみなど
受けたくはない
俺は負け犬なんかじゃないから
俺は真実へと歩いて行く
シェリー 俺はうまく歌えているか
俺はうまく笑えているか
俺の笑顔は卑屈じゃないかい
俺は誤解されてはいないかい
俺はまだ馬鹿と呼ばれているか
俺はまだまだ恨まれているか
俺に愛される資格はあるか
俺は決してまちがっていないか
俺は真実へと歩いているかい
シェリー いつになれば
俺は這い上がれるだろう
シェリー どこに行けば
俺はたどりつけるだろう
シェリー 俺は歌う
愛すべきものすべてに
シェリー いつになれば
俺は這い上がれるだろう
シェリー どこに行けば
俺はたどりつけるだろう
シェリー 俺は歌う
愛すべきものすべてに