今年の4月末に千葉5区の

衆議院補欠選挙がありました。

 

誰が当選したと思いますか?

日本人ではありません。

ウイグル人(帰化人)の
エル・アルフィヤさんです。

 

しかし、自民党の重鎮から

熱烈な選挙の応援を受け、

見事に当選したのです!

 

 

(弁護士)
千葉県選挙管理委員会を被告として、

裁判を起こしました。

これは、どんな訴訟かというと、

簡単に申し上げますと、

今年の4月に行なわれた

衆議院の補欠選挙で、

選挙そのものに非常に問題がある。

エル・アルフィヤ候補の当選は、

無効ではないか?ということで、

訴えたものでございます。

 

何故かというと、5万数千票を、

エル・アルフィヤ候補が

取っていますが、

そのうち8千票が、疑問票だったと。

15%も疑問票だったというのは、

いくらなんでも、不自然ではないか?

不自然でも、それを、

チェックする方法がない。

候補者は多少なりとも選挙の

立会い等がありますけれども、

一般市民、一般の有権者がそれを

争う機会が無いということが、

そもそもおかしいのではないか?

本当にやましい事が無いのであれば、

疑問票のチェックが出来て

然るべきではないか?

 ということで、

訴えさせて頂きました。

 

今回、法廷の方でありましたが、

この手の訴訟は簡単に

終わってしまうのではないか?

ということを危惧しておりましたが、

実際に裁判官はしっかりと

食いついて頂きまして、

こちらが、文書提出命令で、

票の開示をして欲しいというのを、

お願いしたのでありますが、

それに対して、被告である

千葉県選挙管理委員会に対して、

「これに対してきちんと

反論しなさい!」

という事だったので、

あっ、これは、真面目に裁判官が
取り合ってくれた!

ちょっと期待できるな!という
手ごたえを感じました。

今回、私がこの訴訟の

(弁護士)引き受けるに

当たりまして、

原告団の皆さんの話をしたところ、

「これは、高等?向けの話

ではないのかな?」

と危惧していたところ、

選挙の公正、実際に

市民がチェックする。

ということを主眼に

置かれていましたので、

これは、決して

おかしい話ではないんだと、

市民の権利として、

選挙を公正にやりたいというのは、

正当なもので、

弁護士として助太刀して、

全然、おかしくない。

まっとうな主旨だなぁと

思ったので(弁護士を)

引き受けました。

 

今日は、傍聴席も

8割くらい埋まっていまして、

こんなに関心を持っている人が

いるとは私、分かってなくて・・・

びっくりしました。

今日は、記者会見もお越し頂き

ありがとうございます。

社会にもっともっと知って欲しい

事件なので、宜しくお願いします。

今回の千葉5区というのは、

浦安市と、市川市の一部

なんですけれども、

今回、私は、選挙人の1人として、

今回の選挙が非常におかしい

のではないか?

と感じましたので、

選挙人としての立場の上で

起こせる訴訟としては、

公職選挙法の240で

「選挙の無効を訴える」

という形になりまして、

色々な人の所へお伺い致しました。

次点だった、矢先(やさき)候補

のところへも事務所へも、

お伺いしましたし、

浦安市、市川市、それぞれの

選挙管理委員会にも、お伺いをして、

様々な状況を確認させて

頂いたうえで、

「やはり、これは、

このまま飲みこんでしまっては

いけないのではないか?」

と思いまして、訴訟を起こさせて

頂く事に致しました。

(中略)

この手の裁判は簡単に終わって

しまうのではないか?

と思っていましたが、

文書提出命令をきちんと受け止めて

下さった様で、有難いなと思いました。

今までこの日本の中の沢山の選挙が、

恐らく公正ではない形で進められて

いるのではないかと感じる事が

あります。

 

それは、8時の段階で

当確が出てしまうこと、

それに対して、

「出口調査をやったから」という

話をされますが、

私も毎回、選挙に行っていますが、

一度も、出口調査で、

「誰に投票しましたか?」

と聞かれたことはありません!

 

私だけでなく、原告側にいる者たちは、

誰も出口調査で、そのようなことを

聞かれたこともなく、

今回(選挙の実情を調べてみて)

票が始めて開かれるのが、

9時過ぎだと分かりました。

(投票は朝から夜8時までやっている。

その後、開票所に票を運ぶ)

8時の段階では、

投票所で初めてそこで、

箱が閉められて、

その箱がタクシーに乗って、

開票センターのところへ届く。

(テレビで開票速報が流れる

8時の段階では、票がちょうど

運ばれているところ)

その8時には、

誰も投票箱を

開けてないのに、

何故?当確が分かるのか?

どう考えてもおかしいと思うんです。

こういう事を今までは殆どの方が

おかしいとも思わず、

「国が言うから、そうなんだな~。」

「テレビが言うから、そうなんだな~。」

と思ってきたと思うんですが・・・・

それではいけないんだ!ということを、

きちんと日本中の方々に、

知って頂きたいという思いがあって、

今回の訴訟を起こさせて頂きました。

私は、今回の裁判に関して、

支援をしている者です。

私の元々の仕事というのは、

大学の教員をやっておりましたので、

機械工学系なんですが、

他人の論文の査読、

他人の実験結果の妥当性の

査読などもやっておりましたので、

数値を見る事に慣れています。

今回の票の動きは、

私の長年の査読の

経験もあり、

普通の選挙では

ありえない数値の動き

があるな。

と思いました。

それは、きちんと検証すべき

であると考えた次第であります。

すべての投票用紙というのは、

選挙管理委員会が、

持っておりますので、

それを確認しなければ、

本当の事が分からない。

こちらで見直せるのは、

「疑問が充分にある。」

ということだけですが、

それを確認する為に、

投票用紙を

開示してもらう。

それを、この裁判の

第一の目標としております。

それが、開示されれば、
そこで、

不正があったのか?

無かったのか?

それが明らかになりますし、

(不正が)無ければ、

皆さんは、選挙を今後も、

信用できると思うんですね。

とにかく選挙の信頼性

を上げていかないと、

投票率がどんどん

下がっているんですよ!

何故?下がっているかというと、

「選挙に行っても無駄だな~!」と

思っている人が多い訳ですよ。

ですから、

選挙が本当に正しく行われているか?

確認をして、それが皆さんに伝わる事。

それが非常に重要だと思っています。

今回、この記者会見を行なうというのも、

皆さんに伝えて欲しいと思いましたので、

是非、記者の皆さん、宜しくお願いします。

 

26:40~

訴状の14ページに書いてありますが、

私の方で可能性として考えたのが、

期日前投票が怪しい

と見ています。

期日前投票の投票箱というのは、

最初に、カラであることが

確認されるのですが、

その後、何日間にも渡って

同じ投票箱が使われ、

投票時間外は鍵のかかる

倉庫などに厳重に保管される

と書いてありますが、

その保管方法について、

公職選挙法に記述がない

どのような扱いをしても

違法にはならないです。

従って、

期日前投票の投票箱を

どのように扱っている

かということを

市川市と浦安市の選挙管理委員会

から資料はもらえてないです。

合理的に考えて、

期日前投票の投票箱を

入れ替えるのは簡単かな?

と思っています。

 

今回の選挙での期日前投票は

5万5千16票でありました。

エリ・アルフィヤ候補の疑問票は

少なくとも8千票

ということを考えますと、

もし、この期日前投票の

15%の票に、何らかの不審票を

入れる事が出来たなら、

結果をひっくり返す事が出来た

ということです。

 

この期日前投票をやたらと

勧めているわけですよね?

選挙管理委員会もそうですし、

候補者自身が、演説で、

「今、(投票所に行って)

そこで期日前投票をやっていますから、

そこで【エリ】って書いてください。」

と言っているんですが、

期日前投票というものは、

どうしても当日に行かれない人が、

行くものであって、

期日前投票をどんどん推して行くと

いうのは、公平性を保つ意味からして、

疑問を持っています。

以下、コメント欄より。

あんぐりびっくりマーク