トルコの大統領選挙の
結果が出ました!!
遠い国の事ですが、
巡り巡って日本にも、
影響があると思います。
知っておいてください!
トルコの大統領選挙は、
決選投票になり、
現職のエルドアン大統領と
挑戦者のクルチダルオール候補との
一騎打ちになり、
52.16%(エルドアン支持)
47.84%(クルチダルオール支持)
という結果で、
現職の大統領が再選!!
エルドアン大統領が勝利!!
圧倒的勝利というわけではなく、
どの国も、完全なる一枚岩ではない事が
分かりますね!!
越境3.0チャンネルの
カズさんの解説がとても参考
になるので、以下に要約しました。
・エルドアンの勝利
・トルコ大熱狂
エルドアン大統領が彼の国家ビジョンの中で、
Turkish Century
という言葉を何度も発したわけですが、
日本語に訳すと【トルコの世紀】。
これを大きなテーマにして、国民と共に
トルコの未来を築いて行くということを、
演説している。
トルコは今年、
トルコ建国100周年。
1923年10月29日、
トルコ建国の父と言われている
ムスタファ・ケマル・アタテュルク
の下で設立された現在のトルコ共和国。
■参考■
現在のトルコの建国者
(ムスタファケマルアタテュルク)
は、西側(欧米)のやり方を
押し付けてきた。
しかし、エルドアン曰く、
民主主義というのは、
ある目的へ向かう
電車のようなものであり、
その目的地に着いたら、
電車を降り、別の国として
また作って行く。
エルドアンの言葉を
要約すると・・・
西側のやり方を押し付けるのではなく、
トルコらしさを取り戻していく。
地域の国(ロシア、イラン、中東アラブ諸国)
との関係を強化していく!
2023年3月に中国の仲介で、
イランとサウジアラビアが
国交正常化しました。
(青い線)
イランとの同盟国であるシリアが、
(サウジアラビアが主導して)
アラブ連盟に復帰しました。
(青い点線)
ということで、イランとの同盟国である
ロシア、中国、シリア、
それらの国々が、
サウジアラビアをはじめとして、
アラブ連盟21ヶ国と全てつながった。
イスラエルを除く中東地域が、
一枚岩になりつつあります。
そこへ、今回はトルコの
エルドアン大統領が、
勝利しました。
エルドアン大統領が考えているのは、
こういった地域の国々との関係を
強化して行くということなので、
トルコもこちらのお仲間と、
がっつりと繋がって行くことが
考えられるわけです。
こういった国々が
第三世界ということで、
■新たな経済圏
■軍事同盟
■政治的な同盟
が更に強固になっていく
のではないかと思われます。
逆に西側諸国が、
だんだん力を失っていく。
特にアメリカはこの地域での
プレゼンスが非常に低下しています。
以下、SNSの画像より↓
【おめでとう!】
と祝う声も続々とツイッターで
挙がっていました。
しかし、英語のメディアでは、
エルドアン大統領が再選されたことで、
経済的な懸念や、彼が独裁的であるという
批判的な内容の記事もいくつも見られました。
その他の記事も写真と共に
見てみましょう!
トルコのエルドアン大統領、
大統領決選投票で勝利宣言、
統治期間を30年延長
アンカラ、トルコ(AP通信)
非公式結果によると、
トルコのエルドアン大統領が
日曜日に再選を果たし、
同国が高インフレと全土を襲った
地震の余波で動揺する中、
ますます権威主義的な統治を
30年に延長する勝利となった。
3期目となることでエルドアン氏は
国内外でさらに強力な権限を
得ることができ、
選挙結果はトルコ政府を
はるかに超えた影響を
与えることになるだろう。
トルコはヨーロッパとアジアの交差点にあり、
NATOで重要な役割を果たしています。
投票箱のほぼ99%が開封され、
競合する通信社の結果によると、
エルドアン氏の得票率は52%で、
対抗馬のケマル・キリクダログル氏
の得票率は48%であった。
エルドアン大統領は投票終了後
初めてのコメントで、
自分にさらに5年間大統領職を
任せてくれたことに国民に感謝した。
(中略)
エルドアン大統領は
「今日の唯一の勝者はトルコだ」と述べ、
トルコの2世紀に向けて懸命に努力する
ことを約束した。
この国は今年建国100周年を迎えます。
「誰も私たちの国を見下すことはできません。」
国際舞台では、エルドアン政権が
スウェーデンのNATО加盟への
提案に拒否権を発動し、
ロシアのミサイル防衛システムを
購入したため、
米国はトルコを米国主導の
戦闘機プロジェクトから
締め出すことになった。
しかし、それはまた、
ウクライナの穀物の出荷を許可し、
世界的な食糧危機を回避する
重要な協定を仲介するのにも役立った。
20年間トルコの実権を握ってきた
エルドアン大統領は、
5月14日の第1回選挙で勝利に
あと一歩及ばなかった。
選挙で完全勝利を逃したのは
初めてだったが、日曜日に挽回した。
彼のパフォーマンスは、
壊滅的なインフレと3か月前の
壊滅的な地震の影響にもかかわらず
達成されました。
ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相はツイッターでエルドアン大統領の
「疑いの余地のない選挙勝利」を祝福し、カタールの統治者
シェイク・タミーム・ビン
・ハマド・アール・サーニー氏
もツイートでトルコ大統領の成功を祈った。その他、
アゼルバイジャン、
パキスタン、リビア、
アルジェリア、セルビア、
ウズベキスタン
からも祝福の声が殺到した。
(中略)
批評家たちは、
エルドアン大統領の非伝統的経済政策
がインフレを急騰させ、
生活費危機を引き起こしていると非難している。
トルコで5万人以上が死亡した地震に対する
政府の対応が遅かったことも、
多くの人が非難した。
Recep Tayyip Erdogan ❤️, le soit disant « dictateur » est aujourd’hui élu par SON PEUPLE.
— M (@mebal68) May 28, 2023
Dans aucun pays du monde nous verrons un peuple autant amoureux de son dirigeant.
Un peuple qui ne permettra jamais que son président soit choisi par les européens et américains. #Turkey pic.twitter.com/FzmK7ydy8W
いわゆる「独裁者」である
エルドアン氏が本日、
国民によって選出されました。
世界のどの国でも、国民が指導者を
これほど愛している国はありません。
大統領がヨーロッパ人やアメリカ人に
選ばれることを決して許さない民族です。
「LGBT勢力」とは・・・
この方々のような人でしょうか?
↓↓
プーチン大統領に悪魔主義者と言われ、
エルドアン大統領にLGBTと蔑まれ
ている西側諸国の属国のようになって、
おかしな事に追従しようとしている日本。
日本の政治家は恥を知れ!!
と感じてしまいます。
トルコという国だって問題は抱えていますが、
高い投票率で、(恐らく不正無し)
で選ばれた代表者によって、近隣の国との
関係が強化され、これから強い国を
再構築して行こうとする姿
に希望があると感じます。
それに比べて日本はどうでしょう?
LGBT法案が国会に提出されました。
そして、戦争屋にプッシュされ、
型落ちの役に立たない
高額な武器を買わされ、
外国人を優遇する政策ばかり
推し進められています。
皆さん!政治に関心を持って、
監視しなきゃいけません!