大阪が元気にならないと、
日本は元気になりません!
大阪の急激な人口減少の理由は、
何だったんだろう?
と思っていましたが、
コロナ対策の失敗。
保健所が絶対的に不足して、
パンクしていた上に、
公立病院の数も減らしていたんですね。
改革が、改悪になっていたのでは、
ないでしょうか?
他県の者からは、大阪は知事も、
新しいアイディアを出して、
頑張っているように見えたんですが・・・
効率化だけ追求してはいけない!
ということが、この動画で分かります!
それは、この感染症における死亡者数、
死亡率共に、不名誉な事に、
日本で一番です。
大阪府は、386.6人というのが、
人口100万人当たりの死者数です。
これは、全国の平均が、164なので、
倍以上の数になります。
大阪は、東京を上回り、
最も死亡率の高い場所なんです。
何故こんな事になってしまったんだ
ということです。
それは1つには、
府の職員、市の職員、公務員を
減らした事に他なりません。
大阪府は、2010年になって、
維新が政治をするようになってから、
年間350億円、人件費を毎年減らす
という計画を立てました。
その為には、
給与を3.5%~14%
まず3年間カットすると。
それでも、270億円なので、
今度は私立高校の授業料を
無償化する為、さらに人件費を
80億円カットすると、
その積算根拠で、
年間350億円の人件費を削る
ということになりました。
となると、これは、計算上は、
市や府の職員を、2割から3割以上
減らさなければ、これが
実現できないんですね。
結果、どうなったかというと、
大阪府の職員は
平成13年(2001年)には、
10,828人いたんですけれども、
これが令和2年(2020年)には、
7,614人と、
約3千人ほど、減らして
しまったんですね。
これで減らして、
きちんと府が回っているなら
いいのですが、実は、これが
大問題が起きているんです!
これで、一番被害を受けたのが、
保健所が減った事なんですね。
保健所が、2000年には、
61箇所あったのが、
2020年で、18箇所、
大阪府は、29も保健所があったのに、
たった9しかない。
大阪市でいうと、24もあったのに、
保健所が1箇所しかないんです。
24分の1に縮小されたわけです。
これでコロナになる前から
大問題であることが、
分かっていたのに、
そこに起きたのが、
今回の問題なんです。
これだけで言うと、
読みが外れたということも、
言えなくもないです。百歩譲ってね。
じゃあ、大阪府が
どんな対策をしたかというと、
クラスター対策ということで、
人が集まるところを規制する
という考え方に基づいて、
一番最初にやったのは、
パチンコ店の閉店要請をする事でした。
現実にそれで、
吉村知事が実名報道をして、
5軒ほどのパチンコ屋さんが、
やっているという事を明らかに
したら、どうなったかというと、
パチンコをやりたい人が、
そのお店に殺到したわけですね!
何にも対策にならなかった。
もうこの当時に、
分かっていた事は、何と42%の
新型コロナウィルス感染症
の発生者が、老人介護施設にいた
という事実です。
老人介護施設というのは、
老人ホームや、グループホーム、
サービス付き高齢者住宅、
こういう所に居る人達から、
集団で密にいるので、
お年寄りだから、当然、体力が無い。
免疫力も低い。
そして濃密に暮らしている。
というところで、重症化する人が、
たくさん出ていたということですね。
ところが、大阪府は、
公立病院の数まで
減らしています。
全国平均が6対4で、
4が公立なんですが、
なんと大阪は8対2で、
全国より半分も、
公立の病院を減らしていたんです。
それによって医師や看護師という
医療職員というのが、50.4%も
減ったんですね。
つまり医者も、
看護師も病院も、ない。
こういう状況でコロナの
感染が発症したというと、
民間病院は風評被害が出てしまうので、
嫌がって診ないわけですよ。
(中でクラスターが起きたとか、
責任を取れとか言われてね。)
それは、(コロナ患者を)診るべき
公立の病院が無かったわけです。
そして対策は、先ほど言ったように、
まず、パチンコ屋さん等の遊戯店、
スポーツクラブ、
次にやったのが、飲食店です。
飲食店の感染は2%しかない事が、
後で判明しているんですね。
しかも、ここで8時までしか
営業してはいけない。
お酒を出してはいけない。
4人ならいいけれども、
5人はダメだとか、
そういうことをやっていたのです。
それで、
飲食店が、壊滅的に
打撃を受けたわけですね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210405/k10012958001000.html
これも、お酒を出していると、
補助金や助成金が出るんですが、
お酒を出さない店は、
それすら入らないという
状況が最初の頃、続きました。
これによって潰れたお店、
生活に困窮する人がたくさん出た。
それにも関わらず、
コロナに感染する人が減らないし、
死亡者が多かったのは、
先ほど言ったように、
公務員を減らしていたからに
他ならないんですね。
その公務員の方たちが
物凄い時間を
残業しているんですよ。
年間、職員の840人が、
時間外労働で、そのうち
100時間超えの残業を
している人が、566名。
大阪府の保健所では、
過労死ラインを超えている職員
というのが、月によっては、
100人を超えていたわけです。
物凄く少ない人数で、
過労死寸前になって、
仕事を一生懸命している
にも関わらず、
多くの人が亡くなって、
そして関係の無い若い人達の
ところだけが、規制を受けて、
食事をしたりとか、
お酒を飲んだりとか
することが出来なくて、
経済が悪化したということです。
これは、政治の失敗に
他ならないんですね。
それを未だに大阪府民の人たちが、
この事実をよく知ってないんですよ。
これを私が街頭演説で、
大阪が一番人が亡くなっているんですよ!
死亡率も日本一なんですよ!
知らない人、手を挙げてください!
と言うと、
どこの街頭演説の会場に行っても
9割位の人が手を挙げています。
それは、恣意的にこの情報が
出されていなかったと言っても
過言ではないような状況で
あるわけです。なので何で私が、
こういうことをお話しているか
というと、
大阪府知事選を通して、
あるいは、街頭演説を通じて、
府民が正しい情報を知らないと、
正しい判断が下せないんです!
大阪府の住之江区にありますが、
ここに60億ですよ!
これをつけて1000床ですよ!
視察風景
研修中の様子(取材陣が入っている。)
ここの体制というのを大阪府は、
もう1回立て直さないといけない
と私は、考えております。
最後まで読破くださいまして、
ありがとうございます!
窮地に陥った病院を何度も、
立て直した吉野敏明氏なら、
地に足をつけて、確実に、
やるでしょう!
でも、何でこんな大変な事に、
チャレンジしようと思うの
でしょうか?
それは・・・・
日本の危機だからです!