これから先、食糧危機がやってくるという

噂がある今、皆さんと共有したい情報があります。

結美大学講座の小名木先生の講義が

動画にアップされていたので、

文字起こし致しました。

★読みやすいように多少文章を編集してあります。

 


12:10~

ある国は元々人口が、5億だった。

今では3倍の15億人の人口になった。

それはC国としましょう。

C国の人口は、大東亜戦争が、

終わった頃は国全体の人口は
5億人くらいしか
いませんでした。
今ではなんと15億の人口を抱えている。

人口が3倍に増えたわけです。

人口が増えること自体は決して悪い事ではないと

思います。そもそも人類というのは、
食べ物がある分
しか人口を養う事が出来ない。
 

先の大戦がはじまった頃(昭和15年頃)

その当時の世界の人口は20億でした。

今は80億です。

当時の学者さんで、世界で生産できる
食糧の量というのを
計算された方がいます。
その計算だと地球全体で、
養う事が出来る人数が
20億人が限界だと言われています。

ところが、その20億人を突破してしまい、

食糧の自給が間に合わないということで、

何が起こるか?

戦争が起こる!

これによって人口が

大量に減らされるという

ことが起こるわけです。

その食糧自給の事が大きな目で見た時の

戦争のキッカケになっているという説もあります。

 

例えばC国は、
5億人の食料しか自給できなかった。

よってC国内でも食料を巡っての
血みどろの争いが
繰り広げられるという
状況でもありました。

 

日本で、ある研究開発が行われました。

日本の農業試験場で、

農林1号、2号、3号
という
米の品種の改良が行われました。

 

この農林1号の子孫が今の
「あきたこまち」

「コシヒカリ」
といった美味しいお米になります。
同じ面積でも収穫高が多く、

味が非常に美味しい。

https://www.foodwatch.jp/screenfoods0110/

この頃、西日本では二期作と言って、
年に2回、
お米の収穫をする事が出来ました。

けれども東日本では年1回しか
お米の収穫が出来ない。

そこで、冬場は小麦を生産しましょう
ということが
行われていました。

 

東日本では、小麦が強くなるために麦踏み

という光景を良く目にするようになっていました。

ところが麦っていうのは1メートル20センチ

くらいまで成長するんです。

結構背が高くて、風が吹いたときに、

麦が倒れてしまい、その麦は
収穫の対象にならなく
なるんです。
 

背が高いと、地面から栄養分を吸っても、

茎と葉っぱに栄養分を摂られてしまうという

問題がありました。これを何とかする事が

出来ないか?ということで
我が国が誇る農学者であります、
稲塚権次郎博士が

農林10号という新しい麦を

開発しました。

 

その小麦は、背の高さが、普通の小麦の

半分しかないんです。
60センチくらいにしか
ならないんです。

しかも、茎に栄養分を摂られない分、

タネ(麦)は、

5倍の収量がある。

しかも、背が低いから風で倒れない。

 

稲塚権次郎博士は、言いました。

「この麦は、日本人と同じだ。
小柄で小さいけど、
強い。
たくましい。そして良く働く。

これこそが、日本の小麦だ!」

この方が博士です。

日本では冬場の農業として小麦を作っていましたが、

大陸の方に行くと、

まともな農法というのが無く、

小麦をばらまいて、密生して生やして、

背の高い小麦が支え合って、

収穫するという方法でした。

この農法には欠陥があって、

3年経つと、その土地の養分を吸いつくして、

その土地で小麦を作る事が、

出来なくなるんです。

 

そこで、1年、その土地を休ませて、
養分を回復
させるというやり方をしていました。

すると4分の1の土地は、休ませるので、

結局のところ収穫量は、
4分の3しかない

ということになっていました。

博士は、戦争が終わる少し前に、C国に行って、

農林10号の普及に努めます。

最初のうちは、懐疑的に思っていた人も、

実際に収穫の時になると、小麦が大量に収穫出来て、

皆んな喜んでくれました。

今迄と比べて5倍の

収量なんです!

国土全体ではC国の小麦の収穫量は、
3倍になったわけです。
そもそも日本が、博士を派遣してまで、

小麦の普及をしようとしたのには、理由があります。

 

C国の人は貧しく

充分な食べ物がない。
だからこそ、悪い奴の言いなりになって、

少しでも銭を稼がないといけないという

ような行動に走ってしまう。

ちょっとスイッチが入ると、

物凄く残酷な行動を

平気でするようになってしまう。

それは、
【貧しい】からなんだ。

生活に余裕が生まれれば、
彼等もきっと
良き民に
なってくれるに違いない。

 

 

日本人らしい(善意の)

信念を持って、

新種の小麦の普及に

努めたのです。

普通なら、新種の農産物は、
外国に持って行きません。

国民の生きる糧であり、
国の富の源ですから。

それを国を挙げて
C国への小麦の普及に努めた!

 

 

その信念は・・・

彼らが豊かになれば、
気持にも余裕が生まれて、

きっと良心溢れる本来の人の姿に
なってくれるに
違いないと

日本は信じていた!

ところが、実際に起こった事は、

①小麦の収穫量が3倍に増えた。

②C国の人口も3倍に増えた。

 

結局、食べ物が足りずに、
お互いに奪い合いをする

という状況は何も
改善がされなかった。

 

日本では、農林1号から10号まで、

特に農林10号は大変すばらしい小麦だという
記録がGHQにありました。
GHQは日本の農林試験場
にあった小麦を
種から
全部持って行ってしまいました。

全部です!全部丸ごと!!

小麦の粒ひとつ残らずです。

アメリカでその小麦を栽培してみたら、

背が低いけど、非常に収量が高かった。

当時のメキシコも食糧不足状態でした。

というのは、メキシコの小麦が、

病気でダメになっていたのです。

 

彼らは、
病気に強い小麦を作ろうということで、

背が高いが、病気に強い小麦の開発に

成功していたのです。でも、収量が低い。

そこに、GHQが日本から引き揚げてきた

農林10号の小麦が届いたのです。

 

病気に強い小麦
×
背が低く大豊作になる小麦

➡収量が多くて
病気に強い小麦の誕生

 

メキシコでも、アメリカでも

小麦が大増産!!

その後、インドに大飢饉が起こりました。


アメリカはその新種の
小麦をインドに送り、

インドの1億5千万人の
命が助かった。

その小麦は
【奇跡の小麦】
と言われるようになりました。

この【奇跡の小麦】を

開発した学者さんは、

色々な賞を総なめに

しているんです。

が、そもそも、どうやってその奇跡の小麦を

開発したのかは、謎に包まれていました。

 

でも、その博士が日本にやってきたときに、

稲塚権次郎博士に会いたいと言ったのです。

「私の小麦は、全てあなたが

開発した物です。

有難うございました。
と会って握手を
かわしました。

開発した稲塚権次郎博士は
何の恩恵も受けておらず、

アメリカの学者さんは大金持ちになった。

 

「ありがとう」と握手して、
それでおしまい。

今日、この話をしたのは・・・

日本人はC国が豊かになるように、

日本の素晴らしい小麦を提供して、

作り方まで、教えてあげました。

それによって彼らは、5億の人口を、

15億まで増やすことが出来ました。
本来ならば、
「日本のお陰です。

ありがとう。これからも

仲良くして行こう。」
という感謝の応酬が

あって然るべき。

しかし、そうはならない。

人口が増えたのは、

俺たちの統治が良かったから

だと権力者の手柄してしまう。

むしろ、恩恵を与えてくれた
日本という
国は敵だ!!
ということを学校の教育で
教えこんでいく。

権力にとっては、

本当に素晴らしい相手は

誰なのか?それが、

バレたら困るのです!

素晴らしいのは、権力者だと信じ込ませ
服従させなければ、ならないのです。

 

これが権力と世界の現実なのです。

今、世界中で起きている事も、

これに近いものがあります。

一部の人達だけが大金持ちになっていく。

本当に正しい事をする者は、

社会で何故か、敵のような

存在にされてしまう。

 

でも、それは、我々日本人からすると、

間違っていると思います!

本当の事をしっかりと認識していく事が

大事だと思いますよね。

実は、そう思うのは日本人だけでなく、

世界中に、富を独り占めにせず、
皆の為に働こうと
する良心を
持った人が世界中にいます。

 

国ごとに悪だとか民族ごとに悪だとか、

決して、そういう事はない。

良心は必ずある。

 

巨大な悪があっても、

多くの人が、豊かに安心して

安全に暮らせるような社会を

築いていくということを
過去に於いて、
実践した実績を
持っている国は、
世界広しといえども、
日本だけなんです!

我々は、その日本人なんです。

頑張って生きましょう!おねがい


食糧危機は、この先、起こる可能性は、

充分にあります。

大変危険な状態になっていると言えます。

日本国内の食料自給率を上げる事が大事ですが、

現在の国の方針は残念ながら、その反対の方向に

行っていると云えるでしょう。

 

感謝すべき日本の存在は、
政治にとっては、
邪魔なんです!

 

 

 

映画「稲塚権次郎物語」