医療ムラの不都合な真実
本の要約チャンネル
(最新本と知識をアニメ解説)
という動画の文字起こしをしました。
新型コロナワクチンについて、
考える参考にして頂ければと思います。
みなさんご機嫌いかがでしょう?
ミライです。
新型コロナ騒動が始まってから2年、
新型コロナワクチンの接種が
スタートしてから、1年が経過しました。
この間、マスク問題や、ワクチンの副反応の
問題など、様々な情報が入り乱れています。
そういう時には、
とかく「エビデンス」という
言葉がよく使われます。
医学において、「エビデンス」
と言われた時、
今回の動画では、鳥集徹さんの著書、
「医療ムラの不都合な真実」
を参考文献として、エビデンスに基づき、
医学を判断する方法について解説します。
この動画を見れば、新型コロナワクチンの
接種判断方法が分かりますので、
是非、最後までご視聴下さい。
2021年2月に医療従事者を皮切りに、
新型コロナワクチンの接種が
スタートしてから、約1年が経過しました。
日本では主に、ファイザー社とモデルナ社の
mRNAワクチンが接種されており、
当初、発症予防効果が約95%という
触れ込みで登場したので、
海外では、流行当初から新型コロナの
感染者が多く、早く感染者の数を減らす為、
これら新型コロナワクチンに関しては、
急ピッチで開発や治験(臨床試験)
が行われ、
通常、実用化まで
10年程度かかる
ワクチン開発が、
1年程度で各国の
承認を受けて、
世界中で接種が、始まりました。
ファイザー社の新型コロナワクチンの
最終段階の治験(第Ⅲ相試験)は、
米国やドイツ、ブラジルなど、
約4万4千人が、被験者として参加し、
3ヵ月程度で、発症率や、有害事象の
発生の確認が行われました。
この短期間の治験では、副反応に関しては、
大きく問題にならずに、各国の特例承認を
受けました。
ただ、新型コロナワクチンの接種が
始まってからは、
多くの副反応が発生して、
2021年12月に、厚生労働省は、
新型コロナワクチン
接種後の心筋炎を
ワクチンの重大な副反応
に引き上げたりしています。
これは、新型コロナワクチン接種開始
当初のファイザー社のプレリリースには
書かれてなかった副反応です。
このような感じで、薬の治験では、
被験者の数が、限られているので、
長期的な安全性や、
有効性のデータは、不明です。
新型コロナウイルスは、
変異を繰り返すウイルスの為、
今後もオミクロン株などの
ワクチンが効きにくい株も
出て来る可能性もあり、
例え、治験で高い安全性や
有効性が認められたとしても、
実際の社会で多くの人に使われた結果、
どのような事が起こるかを、
見極める必要があると言えます。
とは、言いつつも新型コロナワクチンは、
日本では既に3回目接種がスタートしていて、
4回目の接種も必要だというニュースも
流れる中で、まだまだ新型コロナ感染者数は、増加傾向にあるので、
私たちは国内外の陽性者数の動向を
チェックして、現実に、ワクチンを
打つ意味があるかどうかを、
自分の頭で考える事が大切です。
因みに新型コロナワクチンを打つ場合は、
ワクチンを打つことによって
得られるメリットが、打つリスクを、
上回っていれば、打つ必要があると思います。
新型コロナ感染後の症状は、
年代別で、傾向が異なるので、
年代別に判断するのが有効です。
この判断材料となるのは、
厚生労働省が発表している年代別の
「新型コロナ感染死亡者数」と、
(年代別の)新型コロナワクチン接種後の
「重篤者数」「死亡者数」です。
年代別の新型コロナ死亡者数は、
【東洋経済コロナ】と検索すると、
グラフ化されたものが出てきます。
新型コロナワクチン接種後の
重篤者数、死亡者数の件数は、
【副反応検討部会】で検索すると、
出てきます。
このページにある(資料1-1-1PDF)に
新型コロナワクチンの種類別、年代別の
重篤者数、死亡者数が出ています。
これらのデータを確認すると、
2022年2月15日時点では、
10代の場合は新型コロナ感染死亡者数を、
新型コロナワクチン接種後の死亡者数の
方が、上回っていて、尚且つ、
新型コロナワクチン接種後の重篤者数も多く、
ワクチンによって得られるメリットが、
打つリスクを下回っています。
ただ70代以上になると、
新型コロナ感染死亡者数の数が、
ワクチン接種後の死亡者数の
何倍にもなっているので、
ワクチンによって得られるメリットが、
打つリスクを上回っています。
このような感じで、ワクチンを接種するか
しないかは、年代別に判断すべきです。
ただ、10代でも重い基礎疾患を持っていて、
新型コロナの感染死亡リスクの高い人は、
ワクチン接種を視野に入れても、
良いかと思います。
★私の見解です。
高齢者や基礎疾患のある方は、
尚更、リスクが高いと思います。
とにかく治験段階の人類初の
mRNAワクチンを打つ
リスクは、はかり知れません!
打たないで様子をみてください。
(打ってしまった人は解毒情報を
集めてトライしてみてください!)
新型コロナウイルス対策として、
マスクや三密を避ける等の
必要性を語る際、
「このデータには、エビデンスがないから、
信用できない。」
といった感じで、
「エビデンス」という言葉を、
よく聞くようになりました。
ただ、医学に於いてエビデンスと
言われたときに、その意味を
どれだけの人が深く理解しているでしょうか?
実は、エビデンスには高いものから
低いものまで、様々なものがあります。
医学におけるエビデンスレベルの
高さや低さは、偏りのない公平な
条件によって、安全性や有効性が、
検証されているかどうかで、
決定します。
例えば、医薬品を評価する場合は、
実際の薬を服用するAグループと、
偽物(プラセボ)の薬を服用するBグループの
ような感じに分けて、
その結果を比較する臨床試験が、
行われます。
ちなみにこの際、グループによって偏りが
ないように被験者をランダムにグループわけします。
これを、「ランダム化比較試験」といいます。
この試験がエビデンスレベルが2番目に高く、
複数のランダム化試験を統合して解析する
「メタ解析」と呼ばれるものが、
エビデンスレベルが一番高いです。
エビデンスレベルが3番目に高いのが、
「コホート研究」と呼ばれるもので、
例えば、特定の地域に住む住民を対象に、
性別や年齢などの属性や、
何を食べてどれくらい運動するなどの
生活習慣のアンケートを行い、
その人達を、5年とか10年とかいった
長期間追跡し、どのような属性や、
生活習慣の人が、病気になりやすいか?
などを調べます。
「ランダム化比較試験」
よりもエビデンスレベルが低いのは、
比べる対象を無作為に選んでいる
わけではないからです。
因みに、ランダム化比較試験と、
コホート研究は、【前向き研究】といって、
ある地点から、未来に向かって、
治験者を追跡し、
その結果を確かめる研究方法です。
これに対して、ある病気になった人と、
そうでない人を調査して、過去に遡って
調べる研究を【後ろ向き研究】と
いいます。
代表的なものに、【症例対象研究】
があります。
過去に遡って当時の状況を調べるので、
記憶に頼るしかなく、色々と偏りが、
入ってしまう事もあり、【前向き研究】
よりもエビデンスレベルは下がります。
ただ、この研究方法は、前向き研究よりも、
被験者を集めやすく、
短期間で結果を出せるので、医学研究では、
よく使われます。
これら以外では、100人の患者を診断して、
Aの薬を投与したら、80人が治ったと
いったような「比較対象の無い研究」
有名人が発毛薬を使ったら毛が生えた
体験談を語るなどする「症例報告」
超有名大学の教授が、
最もなことを
正しそうに語る。
「専門家個人の意見」
などがあります。
これらは、先ほど紹介したメタ解析、
ランダム化比較試験、
コホート研究
等と比べて、エビデンスレベルが、
極端に低いので、鵜呑みにせずに、
おかしいと思ったら、ネットを使うなど
して、エビデンスレベルが高いものがないか?
調べるようにしましょう。
■次の記事に続く
【感想】
そういえば、テレビに出て来る学者
や医者の話す事は、
エビデンスレベルの高い
データに基づいた事ではなく、
単なる専門家個人の意見
の場合が多いですよね!
肩書きだけを見て、
つい鵜呑みにしてしまいそうですが、
自分で調べる事が大事ですね。