■小説『仮面と生きた男』プロモーション動画。


⭐千葉真一さんがコロナ感染で帰らぬ人となった。


私と共に赤影復活計画で動いた、赤影/坂口祐三郎を思い出す。


今から60年以上昔。

東映のニューフェイスの社長面接の寸前である。

演技課長が側に来て、こう言ったと言う。


君は他の人と違う。


「千葉真一君のようだ‥と。」

その後、千葉真一さんは、テレビスターを経て、大活躍をする事になる。





その千葉真一さんは東映ニューフェイス第6期生出身、また2期生には、高倉健さん、3期生には、里見浩太朗さんとスターが居並ぶ中、坂口祐三郎は7期の内定を高校2年で貰い、卒業を待って翌年の8期生出身になる。

⭐私が千葉真一さんをテレビで観た「キイハンター」。

当時、東映がTBSの放送枠を獲得するのだが、経緯は赤影・仮面ライダーのプロデューサー平山さんから直接教えて頂いた。

赤影の企画を関西テレビ、キャプテンウルトラをTBS
に持ち込み成立する。
放送時間の件で右往曲折を経てそれぞれの番組がスタートする。

赤影の成功を尻目にキャプテンウルトラは前番組の「ウルトラマン」に及ばず、次作の「ウルトラセブン」ヘ、バトンタッチする。


丁度その頃、TBSから土曜日の1時間番組の枠を頂き、本人も企画に気持ちを持っていったものの諸事情から同僚プロデューサーに仕事を割り振ったと語っていた。

それが「キイハンター」である。
つまり平山さんが上手くタイミングを計ればもう一つの平山版「キイハンター」が成立していた事になる。

色々興味深い出来事が見えるエピソードである。

余談ではあるが、坂口祐三郎が若き日の姿が千葉真一に似てると言われ愛弟子だった真田広之さんに私と共に活動した時期の姿が何故か良く似ている様である。












❑今や息子さん二人もスターである。


■天空仮面。