❑ダンシングオールナイトのもんたよしのりさんの訃報である。



❑谷村新司さんがこの世を去り。
思い出の旅人がまた1人消えていくようである。

ソロシンガーとしても勿論、伝説のグループ『アリス』の楽曲にも魅せられ又楽曲提供者としても作品を出した大御所的存在であった。
やはり何と言っても山口百恵さんの『いい日旅立ち』が忘れられない。

山口百恵さんはほとんど私に関わらず同世代の人達の心に永遠に去来する憧れの姉の様な存在でもある。


それこそ数多くのヒット曲の全てインプットされている。

※忘れられない名曲に『ラストソング』がある。
当時テレビを観ながら強く惹きつけられたのは山口百恵さんが涙を流しながら歌い込む姿である。

楽曲の魅力に引き込まれ詩の主人公の感情が溢れたと思われる。

作詞作曲は谷村新司さん。
以降私自身歌の考察を無意識に考える頭にシフトチェンジした気分であったのだ。

名曲と歌詞。
いつまでも私の心を引き寄せる存在である。

❑さて昨年生誕82年を迎えた昭和の名優/坂口祐三郎。


代表作『赤影』は、日本初のカラーテレビ特撮時代劇として登場。



多くのファンを獲得。

来るべきカラーテレビの時代に向け、販促プロモーション費用を投じ、大手家電メーカー『三洋電機』(現/Panasonic)の知名度アップに貢献する。


テレビの時代は家電メーカーの進出で、色鮮やかな時代に変わっていく。

主演の『坂口祐三郎』は自ら作成した『赤影の仮面』を纏い、ブラウン管の中を駆け巡り、悪の集団に挑んでいく。




そして現在。





『坂口祐三郎』の『赤影』はBlu-rayとして蘇り、プラズマテレビの大型画面で、活躍を見せる。

YouTube、スマホ等、彼の活躍はテレビを飛び出し、生活の中へと溶け込んで来た。
元は当時のブラウン管カラーテレビ販促プロモーションの目的。

この半世紀、57年で、大手家電メーカーの『三洋電機』も姿を消す。




ウルトラセブンのキリヤマ隊長役の中山さんは坂口祐三郎と時代劇共演が多く、後年、日光江戸村へ坂口を誘い、総師範として招かれる事になる。


時の流れは時に儚いものである。
どんなに世の中が変わっても変わらない確かなモノがある。

『愛』と『正義』、坂口の言葉である。



❏私は彼の生きざまも、これからも変わらず伝えていこうと思う。