オットの亀の子束子 | オレゴンの微風

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在米49年、木々のざわめきで知るオレゴンの微風の中に小さな幸せを感じる今日この頃。特別養子で授かった愛しい娘の事や、結婚生活36年でこの世を去ってしまったオットとの日々、それにチワワのむ〜ちゃんを交え、徒然なるままに書くブログです。

随分前の事、亜美(娘)がむ~ちゃんの為に日本から、

後ろに見えるクロワッサンクッションと、座っている食パンクッションを取り寄せました。

 

食パンクッションはむ〜ちゃんの大好きなお座布団だったのですが、、、

ある日、洗濯機の中でほつれができて、乾燥機の中で爆発しました〜。

ガーンガーンガーン

 

巻き添えを食ったのがこちらのブランケットです。

えーんえーんえーん

 

いつものブラシを使っても、なかなかワタが取れなかったので、

ゴミ袋に入れてガレージに放置する事半年以上。

 

食パンクッションは埃まみれになって廃棄、

でも、ブランケットの方は色々思い入れがあってそのままになっていたのです。

 

そして今日。

やっと、ブランケットにチャレンジする気になりました。

 

どうやってこのワタを取ろうかと思っていたら、

ガレージにオットが日本から買って来た『亀の子束子』が目に付きました。

 

ダメ元でやってみたら、、、

びっくりびっくりびっくり

 

取れました〜。ね、真ん中の所、たわしで擦ったアトです。

 

とは言え、表裏両方ですから、2時間くらいはかかったかなあ〜。

まだ、完全ではありませんが、こんなに綺麗になりました。

(む〜ちゃんはお邪魔虫口笛口笛口笛)

 

このブランケットは、亜美(娘)が高校生の時に作りました。

当時、亜美は秋にバレーボール、冬はバスケットボール、

そして、春には(ボーイズ)ラクロスをしていたのです。

 

ラクロスは屋外で春と言えど、時には雪が残るグラウンドで試合があったりしたので、

このブランケットがとても役に立ちました。

 

思い出がいっぱい詰まったブランケット、

『亀の子束子』のおかげでまた使える様になりました。

照れ照れ照れ

 

あ、亡くなったオットが『亀の子束子』を買ったお陰かなあ〜。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

***

 

因みに、亜美の高校は(28代目大統領の名のを取って)ウィルソン高校だったのですが、

(彼はノーベル平和賞の受賞者にも関わらず)奴隷制度や人種差別を支持した人だったので、

ブラック・ライブス・マターの運動後は、別の名前に変えられています。