アンマンは晴天。観光日和です。
って、本当は毎日こんなお天気の様です。
出発前にホテルの下の道で記念撮影をしました。
ツアーが始まるのは2日後なので、
今日は、のんびりアンマンの街の雰囲気を味わいます。
でもね、ホテルから下町への道は、汚いし、凸凹だし、
チョットよそ見をしたら、転んでしまいそうなので、
ここは無理ぜず、ノンビリと杖をついて歩きました。
この日は何かの祝日の様で、途中のお店が閉まっていたせいか、
ゴミばかりが目立つ道路でした。
そして、やっと、紳士服のお店が次から次へと見えて来て、
次にこんな風なヨルダン女性の民族衣装のお店が続きました。
とても素敵な衣装だし、お値段も手頃で、
立ち止まってみていると、売り子さんが一生懸命客引きをしてくれるのですが、、、
こんな服を買っても着る機会が全く無いのですもの、、、残念
そして、グランド・フセイン・モスクが見えて来ました。
このモスクのレビューをいくつか読みましたが、
『外観が素敵なだけで中は印象的では無い』が殆どだったので、
写真を撮ってパスしちゃいました。
そして、この辺りはスークと呼ばれる市場があります。
お野菜、果物、乾物、お魚屋さんもありましたよ。
見ているだけで楽しくなりました。
歩き疲れて、小さなお店に入りました。
甘いレモンジュース2つと、中東のプリン、マウハラビーヤ(?)を頂いて、
たったの1ヨルダンドル。約208円でした。
あまりに安いので、ビックリ
そして、今日の目的地、ローマ劇場に行きました。
近道をして横から入ったので、劇場は見えません。
代わりに、時代を感じさせる素敵(?)なコラムが目に入りました。
こちらが、正面からの写真です。
このローマ劇場は2世紀に築かれれ、6000席というヨルダン最大のローマ劇場で、
観客から太陽を遮るように北を向いているのだそうです。
切符売り場からだとローマ劇場の全景が写真に入りますよ。
近くで見ると、かなり急勾配の座席です。
上まで登って見ている方もいましたが、
私たちは下で写真を撮るだけで十分満足。
そして、まず、ローマ劇場に接続しているヨルダン民俗博物館に行きました。
まず、目についたのはこのコーヒーポットでした。
地下にはベドウィンの方達の生活洋式が展示されていて興味深かったです。
一階奥にはイスラムの方達(?)生活様式が展示されていて、
機織りの機械もありました。
私は写真を撮っただけでしたが、自分でも機織りを習っている姉は、
翻訳機を使いながら、説明を一生懸命読んでいました。
次に行ったのは、ローマ劇場の反対側にあるヨルダン民衆伝統博物館です。
一番右の兵隊さんの服装を見て、(見てもいない映画)『アラビアのロレンス』を思い出しました。
ヨルダンに来る前にこの映画を見たかったのですけれど、時間がありませんでした。
色々な種類の民族衣装が興味深かったです。
色は違うけれど、こんな感じの絣が日本にもありそうですよね。
小さい博物館2個とローマ劇場を見て、ホテルに戻りましたが、
その前に、もう一度スークの中を通ってお買い物です。
こんなにイッパイお買い物をして、3.5ヨルダンドル。730円ほどでした。
帰りのタクシーに乗ったら、運転手さんが『来る時いくら払ったの?』って聞くのです。
本当は歩いて来てのだけれど、『4ドルかなあ〜』って言ったら、
『じゃあ、帰りも4ドルね〜』ですって。変なの〜。
オマケに、アメリカに住んでいるって言ったら、プロポーズされちゃいましたよ
アメリカに行きたいのですって〜。
グリーンカード詐欺なんて、今時流行らないですよね〜。
冗談もいい加減にしないとダメって言っておきました。
ホテルに戻って、シャワーをしたら夕食に出かける気力ゼロ。
ブルーモスクの影を見ながら、
先程買ったお野菜と果物それにお煎餅とお茶で、
『今日はもう良いか〜』と変な所で意気投合してしまう私たちでした。
ではまた明日!