仙骨嚢腫という病気が判明して3年になる
生まれつきある嚢胞に髄液がたまり、大きくなり仙骨を圧迫し神経にからみつき痛みや痺れを引き起こし、歩行困難に陥る
嚢胞というものは体のどこにでも存在するらしい
何年か前の腹部のCTで腎臓だか肝臓だかに2〜3個あると説明されたこともある
乳房にも4〜5ミリの嚢胞がある
これは20年前から様子見だったが、3年前の乳癌検診で受けた女医さんから、年齢的にそろそろ消えていくはずだから気にしなくて良いと言われた
おそらく、他にもあるだろう
胎児の時に出来てしまうものだから、誰のせいでもないし遺伝性もない
ただ、悪さをするように大きくなってしまうと苦しめられる
私の場合は術後の疼痛の方が痛みは酷かった
40日の入院中に看護師長さんから、〇〇さんは嚢胞を取ったたけだから‥と良く言われた
神経に絡み回した嚢胞を取ったのだと言って欲しいと何度も思った
人の体って不完全なものなのだろうな
眠剤や安定剤、医療麻薬を使ってやり過ごさなきゃメンタルが破壊してたと思う
それらを使ってまた新たな病気になってしまったけど
仕方ないことだと受け入れる
嚢胞があった➡️悪さをする➡️死ぬほど痛い➡️歩けない➡️手術をした➡️死ぬほど辛い➡️薬を使う➡️ある程度以前のような日常が送れる➡️減薬&断薬する➡️離脱症状がおこる➡️痛みが戻りつつある‥‥
でも
もう後ろ向きたくないから
次の➡️に何が来るか
ちゃんと受け止めて生きていきます
もう少し見ていたい景色があるから
父の家の私の部屋から撮った虹
虹の彼方へという歌があるね
そこにはどんな世界があるのだろう