私は最近、不満が多くて

悩んで悩んで…

夜が眠れなくなるほど

苦しんでいる

そのおかげで不眠症になった

どうしたらいいんだ

私は…










高校1年の私

まだ初々しさが残っているなんてことはない

それよりこんな学校飽きた

一番最初に入学してからずっと仲良くしている渡邉理佐

理佐はバレー部でじきのエースと呼ばれている

私は中学の時にはなにも部活をやっていなかった

でも理佐が誘ってくれて今では理佐と私がバレー部のじきのエースとなっていてすごく期待されている

それは嬉しい事

だが、私は気になっている人がいる

マネージャーの渡辺梨加先輩だ

理佐と一文字名前が違いますねって言って話した時から

多分、大のコミュ障であんまり人と関わらない

その上、とてつもなく可愛い

女の私でも惹かれるくらい

いや、私は完全に惹かれた

私は面食いじゃない

じゃあなぜ惹かれたかって?

それは


部活

理佐「お、愛佳!おはよ」

志田「おはよ〜、今日謎に寒くない?」

理佐「まだ10月なのにね〜。」

そんな話をしているとキャプテンの守屋先輩がきた

守屋「あ!愛佳と理佐早いね!おはよう!」

志田 理佐 「おはようござます!」

守屋「いい挨拶だ!」

と言って準備に入った

バレー部の雰囲気はとても良くて、居心地がいい

準備をしている時に私の気になっている人がきた

私は一様先輩なので挨拶をしに言った

志田「おはようございます!」

渡辺「えっと…、おはよう」

慣れてないっていうのがバレバレ

でもやっぱり可愛いなって思うけど…ね


部活をしている時、梨加先輩はいつもいつも向こう側のコートの女子バスケ部を見ている

そのバスケ部には女なのに女たらしな土生瑞穂という先輩がいる

梨加先輩は惚れているのだろう

でもある日、二年の由依先輩に聞いちゃったんだ

由依「土生先輩、すごいかっこいいって思うでしょ?あんなのたらしというよりもっとひどいことする人なんだよ?」

理佐「えっ、なんですか?」

由依「少し前の話なんだけど、土生先輩…、いい顔しておいて一人の女の子をもてあそんでて、その女の子はそのいい顔しか見てないから好きになっちゃって、土生先輩はその女の子が自分を好きっていうのは分かりつつ、仲間とかにぐちぐち言ったりして裏が黒いんだって。しまいにはその仲間たちがいじめてたりしたとか聞いてその子、学校に来なくなったとか聞いたような…。」



なんて酷い男だ

私はその話を聞いているので、梨加先輩の事が気になって気になってしょうがなかった

この話を梨加先輩に言えばがっかりしちゃうと思うし、言わなかったらいじめられてしまったりして学校に来なくなるかもしれない

そんな事嫌って思ってるけど…

言えない。

わたしには勇気がない

こんなの誰が言えるっていうんだ

ずっとずっとこのことを考えすぎて夜が眠れなくなり不眠症になった

部活の終わりに平手が急に私の元へ走ってきた

平手「ねえねえ、梨加先輩の噂聞いた?」

志田「ん?なんだそれ」

平手「バスケ部のあのたらしで有名な土生先輩と付き合ってるらしい!」

え…??

付き合う?

もうそこまでいったの?

志田「いつからさ」

平手「一週間前とか、そんくらいじゃない?もう仲良くお昼ご飯食べたり、休み時間とか屋上行ってなんかしてるとか聞いたよ」

志田「まじか…ってわざわざなんでうちに?」

平手「なんかよく梨加先輩の事を見てるなーって思ってさ。好きなの?」

平手がニヤニヤしながら聞いてきた

志田「別にそういうわけじゃないし!」

平手「なに照れてんだし!好きなんだね笑」

あぁもうそういうのじゃないってぇ!

でも好きと気になるって同じなのかな

また考えることが増えた

部活帰り、理佐と帰る

理佐には色々と言っている

理佐「愛佳、最近寝てる?」

志田「まだ悩んでるから寝てない。また悩み事増えたからもう一生寝れないかも」

理佐「寝なきゃよくないよ?」

志田「分かってるけど、寝れないんだもん。梨加先輩のせいで」

理佐「もう、好きなこと認めなよ」

志田「好き?女の子だよ?そんな…」

理佐「人を好きになるのはしょうがない。好きになったのに嫌いになれと言われたらそれは誰でもできない。これで嫌いになれたら本物の好きじゃない。それは偽の愛。愛佳は梨加先輩の事、嫌いになれる?今すぐ忘れられる?」

志田「む…り。」

理佐「じゃあそれはもう本物の愛だよ。私は応援する。ずっとずっと愛佳の味方だから頼って」

理佐…

本当にありがとう

出会ってくれて


私は今日、布団に入って目を瞑ってみたら

寝れた

理佐のおかげで少しは寝れた

でもまだ悩む

勇気が出ない

でも付き合ってるなら言わなくていいかな?

もう一回由依先輩に聞こう


次の日

理佐と登校する

志田「ねぇ理佐?」

理佐「んー?」

志田「由依先輩にさ、土生先輩の裏の話聞いたじゃん?そのこと、もう少し詳しく聞きたいなって思ったんだけど、一緒に聞いてくれない?」

理佐「あーいいよ!でもなんで?」

志田「梨加先輩さ、付き合ったじゃん?もう土生先輩と。土生先輩って付き合ったことあるのかなって。土生先輩さ、今回は本気かもしれないって思ってきて」

理佐「えっ、まず付き合ったの?」

志田「そうそう、付き合ったらしい」

理佐「それは…ガチっぽくない?」

志田「でもこれでガチじゃなかったら、いじめられたりして…。。」

理佐「あーもう!聞くよ聞く!愛佳がまた寝れなくなるのはだめだし」

志田「ありがとう!」

私はいつも通りに授業を受けた

同じクラスの仲良い人といえば平手とバレー部のお笑い担当の織田しかいない

理佐とは運が悪く他のクラス

織田「ねえ、ねえねえねえ!屋上見て!」

私たちは塔の違う屋上を教室の窓から見た



梨加先輩

土生先輩とキスしてる


頭が痛くなってきた

気分も悪くなってきて私は走って保健室へ行った

とにかく誰もいないところへ

保健室には運が良く先生はいなかった

ベットを借りさせてもらって横たわった

あの光景

今でも目に映る

あのキス

なんだ

本当なのか?

じゃあ私が悩んでたこの時間を返していただきたい

あぁぁ!!

イライラしてきた

私はイライラして保健室の物を投げたりして感情が抑えられなくなった

その物音で先生が駆けつけてきた

先生「志田!なにしてるんだ。お、おい!志田!やめろ!」

私は先生の声で現実に戻ってきた

急に体の力が抜けて私は眠りに落ちた




目を覚ますとベットの上で寝ていた

隣には…ってあれ?

なんか声が聞こえる

先生「もう、なんで高校生が顔からこけるのよ。もうほんとドジ!」

?「ごめん…なさい。」

先生「梨加ちゃん、これから気をつけなきゃダメだよ?」

梨加ちゃん?

梨加先輩?

私はカーテンから少しのぞいた

あ、ほんとだ

梨加先輩、顔からこけたんだ

意外にドジな一面も

って待って…

殴られた…とかじゃ?

いじめがもう始まってるとか?

ないよね?

今すぐ話したい

ねぇ、私動いてよ

私は頑張って外に出ようとした

でも先生がいるし

いや、いつもこんなことばっかしてられない

私は外に出た梨加先輩に声をかけた

志田「梨加先輩!」

梨加先輩は振り返った

梨加「愛佳…ちゃん?」

志田「いきなり…でごめんなさい。あの、梨加先輩の事、知りたいです。本当の事を。」

梨加「どういう…こと?」

志田「その怪我、顔からころんだんじゃなくて殴られたんじゃないんですか?男子生徒から」

梨加先輩は体を震わせていた

私は一歩一歩近づきながら問い詰めた

志田「それに、その男子生徒はあなたの好きな人の仲間ではないんですか?」

梨加先輩の近くまで来た

梨加「なに…なによ!!」

バチンっっ

私は思いっきりビンタをされた

梨加先輩はそのまま走っていっていしまった

嫌われた

完全に嫌われた

もう終わりだ

全て

私は午後練に顔を出さないで帰った

理佐にはお腹が痛いと言いうそをついて

もう寝れない日々は続かない

悩みなど全てなくなった

けれど…感情を失った私は目を閉じるという事もしなくなった

私は夜は外の星空を見るのが日課となった

学校も行かなくなって

今日で一週間

理佐からは大量の電話とラインの嵐

毎日毎日してくる

ついに家に来た

お母さんは入れてしまったらしく私の部屋に走ってきた

理佐「愛佳…」

私は痩せ細っていたのでびっくりしたんだろう

理佐「なんでこんな痩せて…、学校も来なくなって…」

理佐は泣きながら抱きついてきた

理佐「味方って言ったじゃん。相談してって言ったじゃん。なんでなにも言わないのよ!」

ごめん…

私は今この世にいる意味がわからなくなったんだ

志田「梨加先輩に嫌われた。私はもう終わった。それだけ」

理佐「なんで嫌われたの。なにがあったか全部言って」

私はゆっくりゆっくり理佐に伝えた

理佐「それは愛佳の言い方もあったよ。でもさ、梨加先輩…最近顔にあざとか体とかにやたらキスマークみたいなのついてる。相当酷い目にあってると思う。愛佳は気づいてあげていて、ちゃんと伝えられたんだよ。だから、もう一度、言い方を変えて言ってあげな。」

そうだよね…

志田「ありがとう。今日、泊まってくれない?理佐といたい」

理佐「いいよ。いつでも泊まる。ありがとうね。」

理佐と夜は過ごした



次の日

私は外へ一週間ぶりにでた

今日から部活

朝練終わりに言おうって思っている

部活に顔を出すとみんなに心配された

ちゃんといつも通りに接して体調不良と話した

みんなに心配される中、梨加先輩かやってきた

梨加先輩は私と目が合ったらすぐ逸らしてくる

ですよね

やっぱり嫌われ

理佐「愛佳?ネガティブなことはだめ。また同じ事を繰り返すだけだよ。いつも通りだよ!」

あ、危ない


部活中、今日の隣のコートは女子バスケ

あれ?梨加先輩は土生先輩の事あんまり見なくなった

むしろ怖がっている

やっぱり…

部活が終わり、すかさず梨加先輩の元へ行った

志田「梨加先輩!ちょっと…」

私は梨加先輩の腕を掴んで使われていない部室に行った

梨加「何…」

志田「この間はごめんなさい。」

梨加「私もビンタなんかしちゃってごめんね」

志田「あの」梨加「あのね」

あ。

志田「いいですよ」

梨加「うん…、愛佳ちゃんは気づいてたんだね。私の事。あの時に声をかけてくれたのに、私は怖さの方が勝っちゃって愛佳ちゃんに当たっちゃった…。」

志田「いえ、私の言い方が悪かったので…。気づいてましたよ。梨加先輩…、ごめんなさい。」

梨加「なんで謝るの?」

志田「私…、土生先輩の昔の事知ってて、こうなるってわかってたのに助けられなかった…」

梨加先輩は涙を流していた

志田「私が…、私が助けます。今からでも。梨加先輩の笑顔を取り戻せるように。私が梨加先輩を守ります。」

梨加先輩は私の事を見て

梨加「愛佳…」

呼び捨てで呼んでくれた

認めてくれたのかな

少しでも役に立てたかな

志田「私についてきてよ」

私は手を広げた

梨加先輩は私の腕の中に来てくれた

もう、離さない

それに、いつか復讐してやる



今日の休み時間

梨加先輩をいじめているやつらをしとめるために梨加先輩には内緒で先輩方の塔に行った

本当はダメなんだけど、頑張って隠れながら行った

そこには梨加先輩が何人かに連れてかれるのを見た

どこ行くんだ?

と思いつつついていった

そしたら誰もいない教室、

アジトなのか?

私はドアの隙間から見ていた

梨加先輩を椅子に縛り付けて

殴ったり蹴ったり

私はもう、怖いけどその一歩を出した

がらがらがら

志田「何やってるんですか!」

齋藤「あぁ?誰だし」

石森「一年?なんでここの塔に来てるのかな〜?笑」

そこには土生先輩もいた

土生「んで、なに?うちらを止めに来たと」

志田「そ、そうです」

土生「いやいや、付き合ってるんだけど?君に入る所はどこにもないよ?だから今のうちに去りな」

ここで帰ったらだめ

絶対に。

志田「こんなことして付き合ってるとかいうんですか?ふざけんな。本当に好きな人だったらこんな事しないし、女もてあそんでストレス解消がわりに女殴ったり蹴ったり変なことしたりして…。人間としてクズですよそれ。お前らが思ってるほど愛は簡単に手に入るものじゃねぇんだよ!」

私は一発拳を入れてしまった

初めて殴ったのに土生先輩は倒れた

私は梨加先輩が椅子で縛られていたのを取って

志田「梨加先輩は私のなんで。一生近づかないでくださいね」

と言って教室を出た

ここでは人がいると思って梨加先輩を屋上へ連れていった

梨加「愛佳。ありがとう。」

志田「いえいえ、、全然。このくらいはしなきゃって」

梨加「あの…さ。」

志田「うん」

梨加先輩は近づいてきた

梨加「私…何もできないし、役に立たないと思う。けど…私でよかったら付き合って欲しい。愛佳に守って欲しい」

志田「一生守るし、幸せにします。うちからも付き合ってください。」

梨加は私の肩に手を置いて少しつま先立ちして私にキスしてきた




これが愛すということ




偽りの愛ではなく





本物の愛だ





fin