甲状腺機能低下症とは、血中の甲状腺ホルモン作用が必要よりも低下した状態のことをいいます。
甲状腺機能低下症にも原因が様々です。
先天的に異常があるもの、
脳の問題で起こるもの、
甲状腺の摘出手術によって起こるもの、
放射線治療によって起こるもののほか、
原発性甲状腺機能低下症と呼ばれるものがあります。
いわゆる橋本病と言われますね。
この原発性甲状腺機能低下症に関してのみ、栄養の摂り方次第で回復させることも可能と言われています。
医者にこのように診断されずとも、現代人は甲状腺機能低下傾向にある方は多いと思います。
症状としては・・・
不妊、無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶力低下、便秘
があげられます。特に女性に多く、年齢が上がるにつれて増加しているようです。
(国の調査では健康な人の5人に1人の割合で甲状腺機能の低下傾向であると認められるとか‥)
他の指標としては、血液検査もあります。(TSH↑、T3、T4↓)
ここで、話は変わりまして、私たちの人間の体内の細胞内にはミトコンドリアというものが存在します。
そこでは、簡単に言うと、エネルギーを産生する工場みたいな役割です。
そのミトコンドリア内でエネルギーを作り出すときに、栄養素や酸素だけでなく、
甲状腺で作り出すホルモン(甲状腺ホルモン(T3))が関与しているのです。
そのため、甲状腺機能が低下する=エネルギーが作り出せないという結果に。
エネルギーが作り出せない結果、先ほどあげた症状が出てくるというわけです。
甲状腺ホルモンの合成の材料として、糖(炭水化物)やヨウ素を必要としています。
また、PUFAといってオメガ6,オメガ3などの酸化されやすい脂質の過剰摂取も原因と言われています。
→このことから言えることは・・・
甲状性ホルモンが作られない=炭水化物不足、PUFAの摂りすぎ、高脂肪食、ヨウ素不足の食事で甲状腺機能低下になるリスクがあるということです。
ちょっとここから更に難しい内容になるかもですが…
甲状腺ではT3(活性型)とT4(不活性型)という2種類のホルモンを作り出しており、
T3ではいと働かないのですが、
甲状腺ではT3を作る割合は少なく、
主に肝臓や腎臓で、T4をT3に変換してくれるのです。
そのため、肝臓・腎臓に負担がかかっていたら、T3に変換されず、代謝低下し、エネルギーが作り出せないということです。
そして、更に元をたどっていき、肝臓・腎臓に負担がかかる原因は
PUFAの過剰摂取、添加物・農薬などの化学物質、高脂肪食・高たんぱく食、多量の飲酒、カロリー不足、無理なダイエット、腸内バリア崩壊による炎症
これらが長期的に続くと、肝臓・腎臓機能も低下するおそれありです。
まとめると、PUFA量の適正化、PFCバランスの適正化、カロリー不足改善、お酒の量、腸内環境改善、添加物減らす
=バランスのいい食事
これにつきるというわけです。
ですが、注意点が。
慢性的なカロリー不足、PUFAが多い食事(外食、加工食品、揚げ物、お菓子など)を長期的に続けている人は、いきなり、バランスのいい食事をとなると、逆に体調を崩す場合もありです。それは体が脂質代謝となり、糖新生を常にしているからなのですが・・・
またここも、今後お伝えしていきますね![]()
