「ストーカー」
- ストーカー
- 監督 アンドレイ・タルコフスキー
- 1979年 ロシア?
それにしてもひっどいジャケットだと思う。
映画はすばらしい。
観ているそばで、母が眠っていた。
たまに目を覚ましては、「何の映画?」とうわごとのように言った。
「何の映画って・・」
私は言葉に詰まった。
「難解で、何を言わんとしているのかわからない」
母は言った。
最初から観ていなくて、わからないのは当然である。
眠りながら観て、話がわかるほうが不思議である。
私は母にキレかけた。
それでも何の映画か、と聞いてくる母に、わたしは
こうこうこういうことで、こういうことが起こっている。
と言った。言った途端に、魔法が解けたような気になってしまった。
何が起こった、という映画ではないのだ。
たしかに起こる事象はある。
だけど、起こっていることが重要なのではない。
映っているもの、が重要なのか?
映っているものを自分の眼で体内に取り込み、
そこから意味ではなく、価値を生成することが重要なの かもしれない。
そうだとおもう。
少なくとも、“内容”を話せ、といわれるまで私はそういう風にこの映画を楽しんでいた。
このカットにこの意味がある、ってわからなくてはならないのでしょうか。
意味の世界とは怖いものである。
"SHOAH"
監督 クロード・ランズマン Claude Lanzzman
1985年 フランス
これ多分、私が知る最長の映画だと思う…
なんだっけ、ウォーホルので7時間のとかあるんだっけ。
エンパイヤステートビルをひたすら撮る、みたいな。。
みてないからわかんないんだけど。
"SHOAH"は、9時間。
だけどそれを観る時間は、
制作にかかった時間とは、比べ物にならない、
9時間観つづけるということに必要な力は、
思い出したくないであろう過去を話してくれた人たちが必要とした力とは比べようがない、
とのようなことを、DVDの冊子で読んだ。
当時のニュース映像みたいのもなく、
収容所跡地と生存者・関係者のインタビューだけです。
ここに、多分、訴えのようなものはなくて
ただただ証言が続く。 記録。
戦争ドキュメンタリーによくある「悲惨なことがありました。人間は過ちを犯しました」
みたいなメッセージが込められているのではなく
ただただ"何が起きたか"ということが話される。
もちろん、それを見聞きしたひとは「悲惨だ、過ちだ、」と思うのだろうけれど。
Shoahという言葉は、ヘブライ語で「絶滅」を意味するんだそうだ。
「ツィゴイネルワイゼン」
監督 鈴木清順
1980年 日本
やべー 清順やべー。
青地が廊下?みたいなところ歩いてるとこで
(廊下じゃないんだろうなぁ)
鏡の布がスルって落ちるところが最強にかっこよかった。
そういう瞬間のために映画って見てしまう。
↓これ欲しい。だれか、くれ。
「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」
監督 山田洋次
1976年 日本
NHKで今、寅さん全部やってるけど、
なんてゆうか、寅さんっていい映画だよな。 なんて今更。
桜に肉じゃが(だっけ)を病気の壇ふみ(役目忘れた)に作ってくれってせかす寅さんに泣かされたよ。
「おいまだかよ。早くしてくれよ!」ってさ。
「東京画」
「東京画」
監督 Wim Wenders ヴィム・ヴェンダース
1985年 西ドイツ
リスペクト小津!なヴェンダースが
小津的風景を求めて東京をさまよい、見つけられないというロードムービー?
丁度自分が生まれたころだ。
一緒に見ていた外国人の友達が、私が笑わないところで笑っていたのが面白かった。
ま緑の電車をみてゲラゲラ笑って「何が可笑しいの?」ときいたら
「電車の色、派手すぎ」と。
だよねー。もう、そんなことにも慣れちゃったんだなぁ、私は、と違うところでガックリしてた。
景観も糞もねぇ。
英語での語りが入っていて、
小津映画関係者(笠智衆・厚田雄春)インタビューのところだと、
その人たちが日本語で喋っている→時差で英語訳の喋り→それに対する日本語字幕
って逆輸入的だったのがおもしろかった。
ってみてるとこちがいますか、そうですか。
「陽炎座」
監督 鈴木清順
1981年 日本
ちょちょちょちょちょちょちょちょちょっと清順さん!!
あんたかっこよすぎだってば。
すごすぎる。
これは映画でしか出来ない。
最初荒戸源次郎ってでてきたからなんだべかーと思ったら製作だったのね。
この前「赤目四十八瀧心中未遂」みたばっかだったから記憶に新しかった。
オープニングが水だったから余計にほほーへーー、と思った。
泉鏡花、読むべや。
"The Notebook"
- きみに読む物語 スタンダード・エディション
- 監督 ニック・カサヴェテス
- 2004年 アメリカ
おかんがDVD借りてみてたから一緒にみてしまった。
んー。可もなく不可もなく、みたいな。
何処までも先が読める、というか。
HPみてみたら「『マディソン郡の橋』を超え、全米1,200万人が愛に震えた--。」
ってあったんだけど、『マディソン郡の橋』のほうが良かった気も。
良く覚えてないけどね、何せ見たの7,8年前だし。


















