仕事もプライベートも楽しむ方法を追求! -4ページ目

仕事もプライベートも楽しむ方法を追求!

なんとなく…じゃなくて、とことんやっちゃったほうが楽しくない?

どうせなら…と 仕事も遊びも勉強も頑張っちゃってる毎日で気付いたこと、心に留めたいことをブログで更新中。

目指すのは、周りをわくわくさせて、楽しくさせちゃう原動力になること!

日本人は世界の中でも特殊な文化をもつ国民だといわれている。
文化圏でわけると、
人口・国土も世界の中では小さいのに
1つの文化圏でわけられるほどだ。

その日本の国民性。
よくも悪くもいろいろなところで特殊な文化を形成する。

国民性のちがいを反映した有名なジョークがある。
そこにわかりやすく国民性が開示されている。

船がいよいよ沈没する。
海に飛び込まなければ死んでしまう。
そんなときに各国の乗船客に海に飛び込ませるためにいう台詞が以下。

アメリカ人「飛び込んだらヒーローになれますよ」
イギリス人 「紳士なら勇敢に飛び込めるはずですよ」
ドイツ人 「飛び込むのがルールですよ」
日本人「みんなもう飛び込みましたよ」


ここで分かるのが
日本人がいかに周囲の目を気にして行動しているかという事。

世界の中でもハイコンテキスト文化ともいわれれるほど
阿吽の呼吸で周囲の空気を読み取り
意図を理解すると同時に、
その空気を読みすぎてしまうことが
行動を制御する機能にもなりうるということ。

「周りがどうみるか?」
「周りがどうしているのか?」
これこそが日本でイノベーションが起きない
1つ理由ともなっているのではないかと感じる部分もある。

高度成長期には、
この空気を読む感覚が功をせいし、
一丸となって団結力をもたらし進んできた。

誰もが進むべき道が明確でそれをめざせばいい。
そんな時代であれば
凄まじいパワーを感じる国民性。

でも今となってはどうなのだろう。
個々が自分の頭で考え、
自分の意見をもつことが大事になってきているといわれる今、
空気を読む事が阻害要素になっていることが多く思われる。

「人と違う事は悪なのではなく、すばらしいこと」
そんなことが当たり前となる空気感を創りだす必要があるのかもしれない。

一流の人は空気を読まない (角川oneテーマ21)
ラックスのプロモーション。
同社のLuxのボディーソープのプロモーションだが
Luxブランドの世界観を一瞬のうちで伝えるすばらしい事例。

プロモーションが行われたのは
シンガポール国内の様々な施設。

シャワー室でシャワーをあびると
美しい花が咲きほこるように壁面一面に花々が現れる。

仕掛けは、水にぬれると「透明になる特殊なインク」。
まずは壁面一面に花を描く。
そしてその上に透明になる特殊インク塗った白いフィルム
シャワー室へ壁面に貼る。

シャワーを浴びると、白いフィルムは透明になり、
シャワー室一面に花が現れる仕掛け。

そして乾くと、もとの白い壁に戻るので何回でも訴求が可能。
同一シャワールームで何人の方にもサプライズを提供できる仕掛け。

世界観とサプライズを提供できるすばらしい仕掛けだと思います。
プロモーションの名前は、「Magic Shower Rooms!」

しまむらの藤原さんに聞くコラムで「なるほど」と思ったこと。

「しまむらはSPAにいずれは変わるのか?」

→絶対にならない。
 もし企画をやるのであれば自前でデザイナーをやとわなければならない。

 それがまったく意味をなさない。
 デザイナーという職種は優秀なひとでもせいぜい3年くらいでは?
 同じデザイナーがずっとつづけていたら固まってしまう。
 人間の幅ってそんなものだ。


確かにファッションアパレルは
「トレンドをいち早くつかみそれを市場にだす力」
が問われる。

当初からSPAを行っている企業は別として
マーケットの流れを的確に把握し、それをはんえいさせることが収容。

しかし、そのトレンドを落としこむのを
社内の固定した人材に依存してしまうのは危険かもしれない。

マーケットのニーズを汲み取る仕組みはできるが、
それをアウトプットする人材は、固定化するのは
デメリットでもある。

外注化することで、コスト増になる場合もあるが、
固定費が陳腐化する場合(人材もそうかもしれない)
そこは変動費化したほうが環境対応力があることになる。

これとは別に
「社内でよい会社にしようよ、とは言い続けたけど、大きい会社にしようよ」
といったことはないそう。

会社の利益や経営者の利益を第一義にしてはいけないという
考え方からだそうだ。

まずは「顧客に対して価値のあるものが提供できるのか?」

そこを徹底的に考えているからこその
発言だなと感じた。

ファッションセンターしまむら逆転発想マニュアル―驚異の低価格・高利益のマジック商法