異なる問題を同じ土俵で議論してたらだめだなと思った件(最近の中国事情に思う) | 仕事もプライベートも楽しむ方法を追求!

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中国のネット事情。
ネット大国といわれながらも、
偏った国民性の認識やうわさなどから、
政府や省に情報操作されているという状況を想定していたけれども
そうではないみたい。

年明け早々におきたストライキ問題。
経緯は、広東省地盤の週刊誌「南方週末」の記事を当局が改竄。

それを記者がSNSで講義。
そこからネットで講義の輪が中国全土へ広がりました。

政府に情報操作されているイメージが強かったけど
実際の現場は、どの国も同じで、
自由な発言や、正しい情報を求めているということ。

主張する表現の仕方は、
国民性で違えど、根本にもっているのは、
どの国でも共有なのだなと感じます。

変にまわりの情報だけにとらわれて
「中国」に対して偏った見方をしたらだめですね。
(日本との政治的なやり取りはいろいろな見解があると思うけど)

このことだけに限らず
最近感じるのは、「異なった2つの問題を一緒に議論しないこと」

背景が違うのに、異なる問題を同じ議論で解決しようとすると、
出てくるのは、思い込みだったり、感情だったりで
結論付けてしまうということ。

問題の真因を見失ってしまう可能性もあります。

中国の国民性を全員おんなじ国民性だとして
一方的に批判しそうになることもありますが…、
そうではなく、一般の生活している人は、
自分たちと同じような感情を持っている人もいるかもしれない。

中国政府は、そんな民主化が広がり、政府基盤が崩れることを恐れ
ネットでの情報発信、報道への規制をしていくことが考えられます。
(ネット警察と呼ばれる人が10万人以上もいるそう!)
その情報操作を鵜呑みにするのではないようにしたいものです。

余談で…。
最近中国の国民性で「共感できるな~」思う出来事がありました。
2013年1月4日。中国全土で、婚姻届を出すブームが起きたそうです。
なぜかというと「20・13・14」を中国語に巧みに読みかえると…
「愛你一生一世(あなたを一生涯愛します)」という意味。
1万人の夫婦が誕生したそうです。
こんなのって、どの国でもありそう。そこに便乗しちゃうってのも!

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