車間距離。

最近運転の仕方の問題で、車間距離を詰め過ぎて捕まる事例が多発している。



(車間距離の保持)
第二十六条  車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。


という道路交通法がある。

でも具体的に何メートルって規定無いよね。

ここで出てくるのが車が止まるまでの距離。

車が止まるまでには空走距離と制動距離を足したものが停止距離として算出される。

空走距離とは止まらなきゃと思ってブレーキをかけるまで、車が進んでしまう距離の事。

制動距離とは実際ブレーキかけてから停車するまでの距離の事。

時速100キロで走行していた場合、
空走距離が27.78メートル
制動距離が56.24メートル
停止距離が84.02メートルとなる。

だから車間距離は走行速度と同じ、100キロ走行なら100メートルあけましょうというのが解釈らしい。

でもさあ、人によって反応速度って違うでしょ?この場合は1秒で想定しているけど、それ遅過ぎでしょ、、、0.1秒くらいで反応するよ俺は。
それで25メートル変わってくる1秒の人と0.1秒の人とでは。

次に制動距離。

これは車種とタイヤで全然違う。
ブレーキの質とタイヤの質でだいぶ違う。データ引用はめんどくさいからしないけど、、、


これだけでも、車間距離は曖昧な事がわかる。

さらに、ここ盲点で誰も指摘してないけど、例えば高速道路なら、急に目の前に壁が出来上がるわけではない。
前の車にぶつからない為の車間距離。

よく考えて!

前の車の速度が急に0になるわけではないという事を。

前の車も止まる為に停止距離というものが存在するのだよ。

こちらが止まれない分前の車も止まれないわけで、つまりは車間距離は前の車の停止距離と後ろの車の停止距離の差の分だけあけてればいいって事になる。

なので実質空走距離分だけあけていれば、衝突は回避できるはず!

これで取り締まりを受けても裁判では勝てるはずなんですけどどうでしょう?