新しい病院の入院生活にも慣れた頃、
私は孤独を感じるようになった。


私は、孤独を感じられる程回復しつつあった。


家族は相変わらず毎日病院に来てくれたけど、

顔馴染みのスタッフとか、
友達とかに全然会えなかった。

まあ言ってないから当然か。



北海道にいた頃と変わんないな。
あの頃は愛知に帰りたくてしょうがなかったのに。


もちろん、たくさん会いに来てくれた人もいる
そのなかにはお客様もいる

入院中会えた回数じゃない。


改めて、一生大事にしようと自分の中で思えた繋がりもできた。




でも会えて嬉しいのに、切なくなる。

帰ったら、私とは違う生活があって自分のすきなことができる世界があるんだ

と思うと心が痛かった。

私の被害妄想だけど、
動けなくなって喋れなくなった私を見て
自分の方がまだマシだなとか幸せだなとか
そんな風に思われるくらいなら
会いたく無いくらいだった。


回復期の病棟は年齢層がかなり高くて、
友達が作れるような環境じゃなかった。


リハビリの先生は同年代の子たちが多かったけど、
仲良くしてくれても
私はあくまで【患者】だった。




毎日毎日寂しすぎて
病院の窓から高速道路をみたり、
外の景色を見たりして、
あぁいいなぁ外歩いてる人は自由で。

ってぼーっと考えながら過ごした。