時々、ディズニープラスでどうしても見たい作品が配信され
その度に契約、解除を繰り返しているわけなのですが(笑)
今回見たかった作品は、
『最愛の敵~王たる宿命~』です。
韓国名は붉은 단심、赤い丹心です。
2022年の5月2日から韓国KBS2で放送されていて、ディズニー+で同時配信されている月・火ドラマです。
時代劇ではあるのですが、この物語は架空の人物とされている作品。
私が行っている美容室は個人経営なので、カラーリングとかブリーチする時は美容師さんの配信サイトを自由に観させてもらえるんです。
ネトフリとディズニー+は見られるので、気になっている作品をちょっと見てみて、この後どうしようかを考えているのですが、今回この作品を美容室でみた帰りに速攻で契約しました
カラー中、2話分見たのですが、これが2話だけでボリューム満載
美容師さんと二人だけの空間なので、
「え、まさか・・・」
「きゃーーーー」
「きたーーーーーーー」
って言いながら見ちゃったんですけど(笑)
あ、『成人向けドラマ、若干の不快なシーン、若干の暴力描写』って書いてあって12+なので苦手な方にはおススメできません。
予告でチラッと映ってましたしね・・・
主役は元MBLAQのメンバーでもあった、イ・ジュンがイ・テという李氏朝鮮第十二代王(架空)の役を演じています。
イ・テがまだ世子であった時、街でカン・ハンナ演じるユ・ジョンと出会います。
イ・テはユ・ジョンを世子嬪(せじゃびん)にしたいと懇願するのですが、そこからが悲劇の始まりだったのです。
そのイ・テとユ・ジョンが出会い、悲劇となった物語は第1話で描かれています。
さらには、国王となったイ・テの闇の部分が映し出されていて、おおっこれは、面白そうだぞっていう展開に持っていかれます。
イ・テ(国王)/イ・ジュン
冒頭でもふれた通り、イ・ジュンはMBLAQというアイドルグループのメンバーでした。
ただグループでデビューするより前に、俳優としてのデビューの方が先でした。
契約満了によって、グループを脱退し、俳優としての活動に専念するようになりました。
2017年に入隊しているので、2019年以降に復帰していて2021年以降積極的にドラマに出演しています。
入隊以前も、ドラマには多く出演していましたが、今回のドラマを見てすごく声が魅力的だなと思って見ていました
さて、闇というワードを出しましたが、結構根っこの部分に憎しみというか、復讐心というか、世子の時に起きた出来事がずっと尾を引っ張ているような気配をすごく感じています。
第一話でもですね、王妃と会話をするシーンがあるんですけど、ヒョエ~~ってなりましてね。
このドラマでは随所に、王様の考えている怖い部分ていうのが出てきます。
というのも、自分の父親が国王だった時から、左議政であったパク・ゲウォンの権力が強く、様々な事を裏で操っているような存在だったので、イ・テはゲウォンの言いなりになって操り人形のようになっていたのですが、その間にイ・テは色んな策を練っているのでした。
でも、そんな王様ではあるのですが、実は逢瀬を重ねている女性がいたのですね。
ユ・ジョンなんですけど(笑)
ユ・ジョンといる時のイ・テは、王宮にいる時の見る影もないくらい穏やかな感じです。
今までみた韓国時代劇の中で印象に残る王様なんですよね~。
ユ・ジョン/カン・ハンナ
カン・ハンナって聞き覚えがあるなと思っていたのですが、麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~でヨナ皇女を演じていたんですよね。
今回の役柄も、子どもの頃に悲しい出来事に遭ったにもかかわらず、芯が強く、しっかりとした女性を演じていますが、ヨナ皇女の気の強さが強烈な印象だったので、メイクと役柄によってこんなにも印象が違うんだなと感心してしまいました。
でも毎年コンスタントにドラマに出演していて、これからもっともっと注目されていくのではないかと思われます。
さて、ユ・ジョンはイ・テに見初められて、世子嬪として入宮します。
が、ユ・ジョンが入宮したことで都合が良くないゲウォン達によって、父親が濡れ衣を着せられ一族を滅ぼされてしまいます。
ユ・ジョンは、イ・テによって救われ生き延びることになります。
ユ・ジョンは自分を救ってくれた人と満月の夜に会う約束を交わし、逢瀬を重ねてきました。
お互い想い合っているのに、なかなか婚姻の話にならない状況の中、その人物が誰なのかを知ることになります。←この時点で察しますよね(笑)
が、この出来事がまたユ・ジョンを争いの渦の中に巻き込むこととなってしまうのでした。
パク・ゲウォン(左議政)/チャン・ヒョク
いや、もう、このポジションの役がチャン・ヒョクの時点で、継続的に見るの決定でした。
『私の国』でのイ・バンウォン役が私の中で大ヒットでそれがあっての、この役となると見ないっていう選択肢がなかったんですよね・・・
結構、昔からドラマではよく見ていたのですが、最近になって魅力的に感じるようになりました。
このドラマでは宮廷の中で絶大な権力を持つ役どころ。
自分にとって不都合な人物は、どんな手を使ってでも排除するというスタンス。
前国王が亡くなり、世子であったイ・テを意のままに操っていましたが、イ・テが自分の知らないところである行動を取っていたことを知ると、行動を注意深く監視するようになります。
そこで、ユ・ジョンの存在を知り、イ・テを操るためにユ・ジョンをも利用しようとするのでした。
イ・テとゲウォンの牽制しあう展開が、ハラハラドキドキ、そして期待を裏切らず非常に面白いです。
チョ・ウォンピョ(兵曹判書)/ホ・ソンテ
日本でも話題となったイカゲームのメインキャストとなっていましたので、見覚えがある方が多いのではないでしょうか?
韓国ドラマの中では、個性的でクセがありアクが強いキャラクターを演じる事が多く、名脇役のイメージがあったのですが、現在44歳(日本年齢で45歳になる歳)で俳優人生をスタートしたのが35歳というから驚きです。
それまでは、LGだったり、他の大企業に在籍していたサラリーマンをしていた経歴があります。
俳優として活動し始めるも、多くの映画の端役ばかりで苦労を重ねていましたが、2016年に転機となる『密偵』という映画に出演したことがきっかけで、ドラマで印象深いキャラクターを演じるようになったそうです。
その中でも『イカゲーム』での出演が多くの人に名前を知るきっかけになった作品だったようです。
さて、今回の役どころとしては、パク・ゲウォンほどの権力はないが、そこそこ権限のある兵曹判書。
が、パク・ゲウォンを潰すために動くイ・テの最初のターゲットとなってしまいます。
よって、イ・テとゲウォンの対立の板挟み的な役どころ。
というのも、イ・テが自分の娘に近づき、弱みを握られてしまうのです。
チェ・ヨニ/チェ・リ
トッケビや魔女の法廷など、日本でも有名な作品に出演経験のある若手女優さん。
出演ドラマが少ないのですが、最近ではメインの役どころでの起用が続いているような感じです。
さて、このドラマでは兵曹判書ウォンピョの娘役。
禁婚令が出て、揀択(カンテク/王の妃選び)になる前に嫁がせたいと願う父親の想いと反対に、王妃になることに憧れる女性。
揀択に参加すると、パク・ゲウォンの姪が選ばれる出来レースだということを耳にし、王妃の夢を諦めかけます。
しかし、ある時移動中に何者かに襲われたのを、イ・テウに助けられ、さらには助けてくれた男性が王様であることを知り、テウからは甘い言葉を囁かれ、ヨニはテウに惚れてしまいます。
このテウの行動はすべて仕組まれたことなのに・・・・
でも、事実やユ・ジョンの存在を突きつけられても、果敢に向かっていく姿勢はさすがだと思いました。
その他、紹介したい役者さんはいるのですが、主要人物でも割とキーポイントとなる人を紹介しました。
他にもたくさんいらっしゃいますけど
で、このドラマ、まだ配信中なので全話揃ってないんです。
なので、全部でそろってから契約して一気に見るっていうのも手かもしれません。
でも全16話で、今12話まで配信してるので、6月中には終わる予定です。
ああ、なんか、クットンとか流れ星も最終回を迎えて、これももうすぐ終わるとなると、ちょっとロスが・・・
あ、ダリとカムジャタンはまだあるのか・・・
韓国ドラマが好きで、時代劇が好きな方にはおススメしたい作品です。
個人の好みもあると思いますが・・・
ぜひ気になる方は、ご覧になってみてください