世間一般的にはお盆のシーズンですね。

実家や田舎へ帰っている方も多いかな。

親孝行、おじいちゃんおばあちゃん孝行、
お墓参りなど行って、ご先祖様に感謝できる機会ですね。

ほんとは常にしていないといけないけど。



さて、先日、とある出逢いがありました。
と言っても直接お会いしてはいないのですが・・・


きっかけは、
わたしのお友だちRちゃんののTwitterで知った、かなしい出来事。


Rちゃんの親友の朋美さんの旦那さんが先日、結婚2年目で、若くして事故で亡くなりました。


わたしは朋美さんにも、朋美さんのご主人にもお会いしたことがなかったのですが、
Rちゃんが、こんなふうに生きている素敵な人がいるよ、と言うことで、Twitterにブログのリンクを貼っていて、読みました。
時間を見つけては、バックナンバーを、さかのぼって読んでいます。

朋美さんは、旦那さんが亡くなったことや、
哀しみに打ちひしがれるであろう状況の中、彼との日々や、型破りな葬儀のこと、朋美さんの日常のことなどを、彼と過ごした日々を一生忘れたくないと言う思いで、
毎日ブログに綴っているのです。



到底耐えられそうにない哀しい出来事を、
文字にし、視界に入れ、残すことが、どれだけ苦しいことか。


でもわたしは、不思議ととっても勇気をもらったし、元気をもらいました。


考えてみたら同情なんてしてないし、そんな感情を吹き飛ばすような彼女、彼らのキャラクター。
言い方はおかしいですが、すっかりファンになりました。


わたしも母を亡くして3年。
「かわいそう」
って周りから思われてなさそうなのは、
多分そんなこと思って欲しいって思ってないから。
わたしも跳ね返してるんだと思う。

とっても残念ではあるし、孫の面倒どうすんねん、とか思うけど、
いい経験をしたと思っているし、
最高の武器だと思ってる!


強くもないし、つよがりでもない。
けど確実にいい経験なんですよ。


マイナスにしていない。
これはわたしの武器だし、母からもらった身体を張りまくったプレゼントです。



双子のように、姉妹のように仲良しだった母は、
亡くなって、
近くにいると言うよりは、中に入ってきた感じ。
だから気配すら感じないのだけど。




そんな感情、考え方が朋美さんとリンクする気がして、
朋美さんにメッセージを送りました。

わたしのブログで、
朋美さんのブログと、旦那さんのブログ(亡くなってからは朋美さんが更新しています)を、紹介してもいいですか?

って。


彼も喜んでいます、と快諾してくださったので、リンク貼っておきます。

長谷川朋美さんのブログバラ

旦那さんツギさんのブログひまーり





胸を打たれた、
葬儀の案内の内容を綴った、朋美さんの言葉(以下ブログ抜粋)


これは悲劇でなく、私たち夫婦にとって必要なステップだったんだと思います。
本当にある意味近く感じるから。


「魂は永遠とよく聞く言葉ですが、こういったことになり
その言葉の意味が心からわかります。

肉体ではもう会えないけれど、魂はずっと私の中にいます。
彼はわたしで、わたしは彼になったのです。

これから先の毎日の事を思うと、彼のいない日々は寂しすぎてたまりませんが
私のパワーと彼のパワーが合わさり、無敵になった気もします。

彼は一瞬会っただけでも、本当に人の心をつかんで離さない人でした。
彼の存在は私だけでなく、沢山の人の太陽でした。

彼を失ってからこそ、どれほど沢山の方に慕われていたかという事がわかります。
彼ほど情が深く、熱くて、型破りな人間はいません。

よく知っている方はご存知ですよね?(笑)

そんな型破りの彼の最後は、彼らしく盛大に見送ってあげたいのです。

私や彼をご存知の方、ぜひ一緒に見送ってやって下さい。

あと皆様にお伝えしたいのは、彼は亡くなったことに対して全く後悔していません。
彼は生前、「後悔」という言葉が一番嫌いでした。

一番いい時に亡くなった人たちに対して、彼は心からの敬意を示す人でした。

死に際がいさぎよいことが、究極のロマンと思っている人です。

なので、どうか今日は悲しい涙は流さないで下さい。

私を心配する涙も流さないで下さい。

私も彼もねぎらいの言葉は望んでいません。

この10年、私たちの生き方・考え方・ライフスタイルは型破りなんです。

「普通」が大嫌いなんです。

だからとにかく盛大に、普通でなく見送ってあげて下さいね!!!

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わたしも、母の葬儀は、最大のイベントとして準備をしました。
わたしも兄も、死んでいるはずの母から、
楽しくやんなさいよ、って言われてたの。

喪服を新調し、ドレスアップして、ネイルもして、
祭壇は、紫とピンクをベースに、お花でハートの形で作ってもらいました。
母が嫌いな菊はナシ。

不思議と涙は流れなかったし、記念写真もたくさん撮りました。
(出棺前の写真でピースしてたのは、さすがに後々祖母にしかられましたがw)

「あっぱれ。完璧だった!」
って褒められたし。

だからお葬式は貴重な体験だったな。
近年まれに見る、や、初めて?の家族の団結の時だったし。




朋美さんご本人もブログに書いていますが、寂しくて泣いてしまう日ももちろんある、
強いわけでもないと思います。

だけど、本当にパワフル!
真っ直ぐで愛に溢れた女性。
だからとっても美人だし!
ホントに素敵なカップル!

なんか、みんなにも知って欲しくて。

涙も出るけど、心が満たされるし、楽しいブログです。




わたしは、身近な人が亡くなった今、
「いつ死んでもいい」とまでは思えないけど、
「いつでも人は死ぬ」
って思っています。


死にたい、って簡単に言う人がいるけど、
そんな願望持たなくても、
その人のタイミングが来たら、そうなるものだと思っています。

(あの時ああしていれば、とか、あんまり思わないのです。
もし昔に、「未来年表」みたいなのが見れていたら、きっと、
母が死ぬタイミングで、
「2009.3.4 一旦終了~」
って書いてあったと思う!)



だから、安心して生きていていいと思うのです。
大変なことだと思うけど。

目標があったって、なくたって。
そんなことはどうでもいい。

孤独な人がいたら、まずは自分を可愛がればいい。
「自分」がいる時点で、ひとりじゃないもん。





素敵な出逢いをありがとう。

いつか朋美さんにも会いたいな。




ほにゃす。