大学生の頃、教職課程を履修していた関係で、学科外の履修科目も多かったのですが、そのうちの1つがジョン先生の英文学でした。
ジョン先生に紹介されて初めてイシグロカズオやヘミングウェイを読んだりしました。先生の情熱が伝わるから面白い、そんな授業でしたし、その授業で読んだ『日の名残り』は今なお私の大好きな本の一つです。ノーベル文学賞をイシグロさんが受賞された時も、私の頭に一番に浮かんだのは、ジョン先生の、英文学への愛を静かに語るお姿でした。
そんなジョン先生が大学にいらして25年の今年、ご退任されるということで、ご挨拶だけでも、と母校に行って参りました。
久しぶりに行った母校は以前よりなんだかイカツイ感じに変化を遂げていました。
この手前の槍みたいなビルは一体、、、
イグナチオ教会の一部??
この真ん中と右のビルは私の頃はなかったのです。ついでに、先生のご退任パーティーのあった13号館なるビルにも初めて足を踏み入れました。外部の人は入れない構造になっており、完全に外部の人である私はどうやって入ったかというと、出てくる人のタイミングを見計らってドアが開いた隙に入る、というやや泥棒チックな入り方をしました。
受付もない、時間外だったからでしょうか、完全にシャットアウト風のビルでして、入り方を聞ける人もいない、体感マイナス5度にビル風が吹き荒び、とにかく極寒でもはや帰りたい、裏手から出てくる人を辿って行き着いた番号入力式の出口みたいなところで何回部屋番号を押しても一向にドアが開く気配もなく、そこからビル内を覗いていたタイミングで、正門から出て行こうとする人を発見し、タイミングを逃すまいと、その人を横目で捉えながら入れ違いに入りました。
なんかこんな入り方克明に記して怒られそう。
でもそんな侵入の仕方をして十何年振りにお会いできた先生は当時の思い出よりも少し小柄になられた印象で、ブロンドが白髪になられた印象でしたが、フォルムといいますか物腰や話し方は変わることがないのですね、当時の思い出のままでした。しかもおん自ら私にお酒を振舞ってくださり、感激。先生とツーショット
嬉しかったです。本当は先生の最終講義『Why do we bother?』が聴きたかったのですがかなわず残念。でも、その答え『because of you. You are the reason』と学生さんたちやお世話になった方々に向けてメッセージを送られていた先生の言葉が聞けた侵入者、胸キュンしました。冷え切った身体もすっかりほっこりしました。
会場にいた若い英文学専攻の子らともお話しできてなんだか学生気分👩🎓20歳前後の子、だったので、もう少しで倍になってまう は、はうっ!!
そして思いがけずお会いできた、こちらも私が大好きだったチータム先生っ!!!実はお住まいがご近所ということで、卒業以来何度かご家族といらっしゃるのをお見かけしていたのですが、こんなにじっくりお話できたのは久しぶりというか、、、学生の頃はこんなお話とかしたことなかったのではないかと思うので、なんだかとても嬉しかったです。大人になったなぁ〜、、、(遠い目)
そして会がお開きとなり、皆さんとは一旦はお別れしたものの、帰り道の新宿三丁目の駅でたまたまチータム先生と再会しまして(笑)そこからずっと電車に揺られながら終点までお話することができました。