今日は朝9時にはハドのテポテポ散歩を終え、九段下にある専修大学に、父と2人でお出かけです
昨夜突如父が『お父さんは、明日、イラクのドキュメンタリー映画観てくるから。ね、1人で。』と言い出しまして。。。
母と2人ポカーンとなりまして。
母としては、「1人で」と自分抜きのイベントだったことにアゴが外れそうになり、私としては、そのジャンルに驚愕致しました。
イラクのドドドド、ドキュメンタリー映画ですと〜っ?!?!
普段は、古い如何にもな西部劇か、内容がほとんどないアクション系、くだらなければくだらない程素晴らしいと宣う父が、決して自分から見ようとはしない、
むしろ私が好んで見ているのを首を傾げながら眺めている類の映画、3、4本一気に上映をっ
1人で観に行って来る、と言い出した、そんな衝撃。
ましてや、母抜きのイベントは父自ら中止にすることがほとんどなのにっ!!!
いやいやいや、どうしたんだ、と。
いや気になるでしょ〜。
超気になる〜っ!!!!!
私はもう絶対に一緒に行きたくなり即座に便乗、母はテニス倶楽部の会合があり涙の断念、でした。
というわけで、到着!!!
どんな企画なのかな、と内容もまるでチェックせずにほんとに気軽に来てしまったのですが。
『IRAQ DAY』
副題は「イラク戦争が世界にもたらしたものと日本の現在地を考える一日」とのこと、、、
ちょうど15年前の今頃(3月20日)アメリカがフセイン政権に対して爆撃を開始したことを受けての企画、とのこと。
最初、この会の趣旨説明や簡単な映画の紹介をして下さった高遠菜穂子さんという女性。
なんとこの方、2004年ファルージャで人質となった3名のうちのお一人だった方だったんです!!!こんな私でも覚えています。
当時、「自己責任」で紛争地域に足を踏み入れた様々な国の人たちが次々に人質に取られ、対国で武装勢力が自分たちの主張を通そうとした一連の事件。何名もの記者、カメラマン、旅行者らが別々に捕まって取引の対象となった後、一部無事に帰国できた人たちと酷い方法で惨殺された人たちかいました。その映像が流れたことでも話題になりましたが、日本のような国に住む私にとって、あまりに衝撃的すぎて理解しようにも思考が止まってしまいそうな程の事件でした。
あの時9日間、拘束された3人のうちのお一人が目の前の方、、、
最初全く気付かずお話を傾聴していたのですが、2本目のドキュメンタリー映画で大きく取り上げられていて、あれ、、、このドレッドの感じ、、、さっきまで話していた人なんじゃ、、、??!とトンチンカンな私は途中から気付きました。
思うことは無限にあるのですが、今まだ観た直後で、なんとも。
本日のこのイベント、第一部の上映は四つの作品、11時から『Little Birds イラク戦火の家族たち』(2005年、102分、綿井健陽監督)13時から『ファルージャ、イラク戦争 日本人人質事件…そして』(2013年、95分、伊藤めぐみ監督)15時から『One Shot One Kill』(2011年、藤本幸久監督)と『This is 海兵隊』(2017年、藤本幸久・影山あさ子共同監督)
の計4作品の上映、そして、第2部は、有識者によるトーク&ディスカッション、です。
最後までいたいのはヤマヤマだけど!!!
ただ今、2作品目の上映を終えて、父とどうしようか話し合い中、、、(このまま行くともう一本映画の後、トークディスカッション)
ーーーーーーーーーー
、、、
というわけでめちゃくちゃ後ろ髪引かれながら、2作品のみで帰宅中です。。。
む、無念、、、なんだか負けた感
が今日のところは父と一緒に来れたことだけでオッケーとしよう。
ほんと、映画見た直後の今、なんとも。です。言葉にできない気持ちでいっぱいです。。。
アメリカの爆撃で娘を三人亡くした31歳の男性、アリ・サクバンさんの言葉、誰もが聞いて胸に刻むべきだと思う。
爆撃された人間の身体、血、あまり日本の放送では見ることのない悲惨過ぎる状況が沢山おさめられていました。戦後はまた、アメリカが攻撃した地域で産まれた赤ちゃんの多数が、劣化ウラン弾により先天性奇形児として産まれて来ている実態など。ほんと、正視に耐えない映像ばかりで涙が止まりませんでした。
日本の報道番組、もう少しなんとかならないのかな。見ている私たちの趣向、傾向でテレビ番組が変わるのなら、私たち視聴者側、もうちょっとなんとかできないものかな。。。
「今日は晴れて気持ち良かったので、わざわざビルに閉じこもって映画なんてイマイチ」と内心ちょっこし思ってましたが、本当にこんな機会頂けて、来れて良かったです。
父がなんで突如思い立って観たいと言ったのかも理解しました。なんでも、船長時代、父は中東によく仕事で出掛けることがあり、彼らにとてもシンパシーを感じている、とのこと。懇意にしてくれた彼らの現状はどうなのか、知りたかったとのこと。ううううむ、なるほど、そういうことだったのか、、、
『イラク戦争の検証を求めるネットワーク』の皆さんの活動、もっと知りたいと思いました。また私自身も、自分が正しいと思えることを声に出していくのが普通の世界になるようにつとめていきたいと思います。
判断をする立場にない、じゃダメなんだな、と。自分もあの日の丸の国の人として見られた時、自分の考えはどうだ、って言えるくらいになってたい。
改むるにすなわち憚ることなかれ、とは正に。同じミス繰り返してもっともっと大きな過ち繰り返さない為にも。
なんて自分は幸せな世界に住まわせてもらっているんだろう。
たまたま産まれた国、民族、住んだ地域でも、同じ時代でこんなにも生活が違うなんてどういうことなんだろう。
ほんとなんという世界なんだろう、、、
改めて痛感させられた一日でした。