入院しました㉑ ~父娘の再会~ | 乳がん10年生。

乳がん10年生。

乳がんを発症して10年。
今できることってなんだろうと考えたときに、みんなにこの情報を発信しなきゃと思い立った私。
自分の覚書でもあるので適度にお付き合いください!

 

2019年10月

入院した時のお話です。

記憶がなかったり

途切れ途切れだったりするので

話の内容が分かりにくい

かもしれませんがあしからず…

 

10月2日 18時ころ

 

父が病室に到着し、

無事に会うことができたようです。

*残念ながら私は全く記憶にありません

意識はもうろうとし、

痩せ細った足に頭はハゲ…。

まるで鶏ガラのようです…。

そんな娘の姿を見てしまった

父の衝撃は相当なものだった

ことでしょう…ガーン

 

父と感動の再会をし

別れを惜しんで

旅立っていく…

そんなシナリオを考えていた

私でなのすが

どうやらシナリオ通りに事は進まず…

なんせ記憶にないのだから

どうにもなりませんあせる

 

なんとなく父が来たことを

認識していて、

どのタイミングかは分かりませんが

重い目を開けて父の顔を見たような

記憶がうっすらとあります。

とても心配そうな顔に見えました。

泣きそうな顔をしているようにも見えました。

先立つ不孝をお許しください…

でも最後に会えて本当に良かった…

こんなことになってごめんね…

とまた夢の中へ。

 

ぐぅぐぅ  ぐぅぐぅ  ぐぅぐぅ

前日の夢では

10月1日に死ぬことは決まったものの

父が来るまでは猶予をもらえる

 入院しました⑭参照

この日の夢では

最期の迎え方の選択ができる

(1つだけまだ生きれるという選択肢がある)

 入院しました⑱参照

と話が少しややこしくなっています。

 

いろいろなことがありすぎて

よくわからなくなっている私。

父に会う目的も果たしたし

気持ちは「死」に向かって

進むのみ。

よくわからないけど

あの世へ行くためにと

前にもらった名札を持って

 入院しました⑪参照

もう一度あの世の入り口へと

向かいます。

 

そこで事件が起こるのです!

 

なんと私、その大事な名札を

落としてしまうのです!!

 

宇宙のような真っ暗な空間に

名札は落ちていきます。

それを追いかけるように

真っ暗な空間に落ちていく私。

何も見えない真っ暗闇で

もがいていた記憶があります。

ぐぅぐぅ  ぐぅぐぅ  ぐぅぐぅ

 

 

たまに苦しそうにしたり、

うなされたりしながら

病室に寝ている私。

それを見守ることしかできない両親。

 

両親は病院から

・会わせたい人がいたら呼んだ方がいい

・もしもの場合延命治療を希望するか

という話をされていたそうです。

 

この時の両親の気持ちを思うと

胸が苦しくなります…。

どんな思いで病室にいたのでしょう。

これまでもさんざん

心配をかけてきた娘ですが

今回は本当に辛い思いを

させてしまいました…。

そう思うと今のうちに

恩返しをしておかないといけませんね。

 

こうしてそれぞれの思いを抱え、

入院2日目の不安な夜は

過ぎていったのでした。

 

 

つづく

 

 

 

 

話がうまくまとめられず

すみません…。

思い出しながら書いていると

あれこれ浮かんできてしまって…ショック

 

今日もありがとうございました!