ゼロシーセブン EYE SEE CAMセミナーセミナー
横浜の城倉先生のお話でした。
主に末梢性疾患で活用されるVHItですが
神経内科の立場から中枢疾患でのVHITのはなし
前半末梢前庭障害におけるVHITで上前庭神経炎を診断する有用性
ロールテストでの頭位眼振の強度と患側の関係と前庭神経炎の関係
健側下頭位での眼振最大ケースがAVNの60%でそれは上前庭神経炎であった
反対での増強は上限前庭神経炎
VEMPの結果についても検討していた。
上眼瞼向き眼振の患者を逆立ちさせると眼振方向が逆転するのは末梢性眼振である。
中枢性の場合には機序が異なるのか
これは水平性眼振の向きが方向交代性であるのと同じ(耳石半規管相互作用で説明可能)
次に中枢の話
小脳病変では前庭への脱抑制が傷害されることによってVHITゲインが増加する
VHITのゲインが内転と外転でことなるはなし。経由するニューロンが外転の方が少ない。内転が多い。
特にゲイン計算において速度を用いる公式では差が出やすく面積ではあまり差が出ない
somatosensory vetibular interactionでハンガーテスト
を例にだし。体性感覚刺激によって前庭反射が抑制される
はちまきをすることで抑制が生じる特に左側の抑制が強い