前庭自律神経反射の論文
前庭自律神経反射のわかりやすい論文は少ないのですが
本論文はBPPVにたいして理学療法を行う前後で
ヘッドアップチルト試験での血圧変化を見ているものです。
治療前は大きな血圧変化がかんさつされていますが
治療後は血圧変化がちいさくなっています。
前庭自律神経反射の異常が改善したとかんがえられます。
つまり前庭眼反射(眼振)が消失しているときには血圧の変動も観察されないと言うことになります。
J Clin Med. 2023 Dec 16;12(24):7725.
doi: 10.3390/jcm12247725.
Blood Pressure Response to the Head-Up Tilt Test in Benign Paroxysmal Positional Vertigo
Moon-Jung Kim 1 , Guil Rhim 2