全人的医療とは | めまい診療 

全人的医療とは

人間の体をパーツとして分けて部分ごとに捕らえる見方が現代の医学教育では一般的です。


そのような教育の延長線上で医療を行うと、どうしてもここの器官を検査して異常なしという診断に到達してしまうのかもしれません。個々の機能が正常であってもその統合がとれていなければ正確な機能動作は得られません。

そのような統合異常が患者さんの症状として現れることが非常に多と感じています。


当然のことですが人間を人間という全体のシステムとして考え、全人的な医療を行うことがめまいの診療には要求されています。