限りなく透き通った青空の下で、町はぼんやりたたずんで、そのまま、時は過ぎ去っていく、かと思えば、突然、おてんとさまが本性を現したみたいに、目の覚めるような夕焼けが、どこまでもどこまでも広がっている。

 

少女は、そんな高台からのぞむ町の風景が大好きで、それを教えてくれたのは、愛犬のポロだった。