しかし、大きく伸ばした右の手のひらが開かれたままなのを見ると、つかみたくてもつかめないという、つらさ、はかなさも感じます。

 

そんな石像が、天井に空いた穴から差しこんでくる光りを受けて、神々しく鎮座しています。