それどころか、ピサロは、ロザリーのことをいじめる人間たちを滅ぼそうとさえする。

 

人間たちの欲しがるルビーなど、ピサロにとっては、なんの価値もない。

 

恋というものの前では、他のものなど、なんの価値もなくなってしまう。

 

恋はいつでも命懸けで、だからこそ、世界中を敵に回しても、ロザリーのことを愛するという強い思いが、ピサロを、デスピサロへと変化させる。