濃密に過ごした京都旅も最終章です。お付き合いいただいた皆様ありがとうございました。
これから京都を訪れる方のヒントになったら幸いです。

さてさて、やっぱり三日間って短いですね。あっという間にチェックアウトです。ホテルに荷物を預けて、新幹線の時間まで観光に出かけます。

まずは。バスと電車を利用して下鴨神社に向かいました。

本日最初の世界遺産です。
とても閑静なところです。朝早かったせいか、住人以外の人もいません。少ししたら観光バスが来ましたけど。
最終日に静かな京都を楽しめて、正に早起きは三文の徳。

参道には民家が立ち並んでいましたが、庭木もお手入れされて、お宅の前の掃き掃除をされている人もいました。高級そうなレジデンスもありました。すごく素敵でした。どんな方がお住まいなんでしょう。

下鴨神社を後にして、向かうは比叡山です。
電車とバスを乗り継ぎました。
前日は乗れなかった叡山電鉄を利用できました。
叡山電鉄出町柳駅のホームのトイレがきれいで驚き!ホームのトイレって普通しょぼくないですか。
そう言えば京都ではトイレに入って怖い思いをしませんでしたね。虫とか、汚れとか、特に山なんか行くとトイレが恐怖で仕方ないです。
でっかい蜘蛛とか蜂とか、なぜかトイレで休憩していますよね。

比叡山へはケーブルカーとロープウェイで登りました。時間の都合で延暦寺全てをお参りは出来ませんでした。
延暦寺は東塔(とうとう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)と分かれていますが、バスで回れます。歩いた方がご利益ありそうですけどね。いや、絶対歩くべきでしょう。

延暦寺 東塔
ん?延暦寺にも鬼滅の波が?元々なのか、乗っかってるのか不明です。

琵琶湖が見えます。

京都の市街地に戻った時にはお昼を回っていましたが、昼食を取らず三十三間堂に向かいます。
ロープウェイやバスを利用したとは言え、急な坂道や階段もありましたし、たくさん歩きました。
休憩は交通機関を利用している間だけです。

三十三間堂 

想像に易いと思いますが、この時は疲労と空腹でかなり不機嫌です。
三十三間堂を出たところで転んでしまいました。
膝をついちゃったんですけど、視界が狭くなって、暗い感じがしました。
一瞬の間でしたけど、頭をぶつけたわけでもないのになんだろう?と思いました。
夫に手を差し出され立ち上がった時に、夫の顔はよく見えなかったのですが、笑い声で「大丈夫かよ。段差で足とられた?」と聞こえました。(人が痛い思いしてるのに笑いごとかよ。)普段なら自分も笑ったと思うけど、とにかく不機嫌だった私は、むかついて夫の手を振り払いました。
そこからずっと無言。バスでは寝たふり。

万歩計もつけていたかったけど、血糖値測定キットも欲しかった。

もうこれで京都観光も終わりかと思いきや。

駅前だからということで。
京都タワーに行ったのです。エレベーターに乗るのに30分以上並んだので新幹線の時間に間に合うか、ちょっとヒヤヒヤしましたよ。
遠くに清水寺が見えます。観光名所が四方に見られる望遠鏡がただです。

     
そして、やっと京都駅到着。駅は大混雑でした。
お弁当売り場も大賑わい。
ホームに向かうエスカレーターも大行列で、密。(♪三密〜密密〜甘いの蜂蜜〜←by勝手にジョイマン。並びながら頭の中で歌っていました)
駅には早めに着いたはずでしたが、あっという間に出発の時刻となりました。

お弁当を食べたけれど、まだおなかが満たされません。だって3時回ってるもん。
前の日に買った焼きポンがありました。錦市場の焼き栗です。
美味しくて、やめ方がわからなくなりました。結局全部食べました。



お腹が満たされたら夫への怒りは鎮まりました。
口には出さなかったけど(当分一緒に旅行するのは勘弁してもらおう)と考えていました。

いずれにしろ、旅行も控えた方が良さそうです。個人的見解です。このところの感染者の増加傾向を考えるとGoTo、ステイホームの二択なら後者を選ぶべきでしょうね。

来年の今頃は世の中も自分もどうなってるのかわからないです。
当たり前に未来を語れるってことがどんなに幸せなことなのか、思い知りますね。