女性初の国連難民高等弁務官(UNHCR)となられた緒方貞子さんが先日他界されました
緒方さんの並外れた交渉力や、
紛争の敵対勢力と向き合う能力は、
国連職員や各国首脳から尊敬され、
「身長5フィートの巨人」と
称賛された緒方さん
そんな偉大なリーダーである緒方さんの
私が憧れてやまないところが
人生において家庭を大切にしつつ
無理のないかたちで仕事を続け成功された
という点です
何度も昇進や抜擢のチャンスがあっても
ご自身のタイミングでキャリア形成され
フルタイムの仕事についたのは
子育てが落ち着いた40歳を過ぎてから
そしてお母様の介護をされた後
スイスに単身赴任したの63歳の時!
その単身赴任に関しても
旦那様の理解と応援があってのことでした
そんな緒方さんが教え子の女子学生たちに
口癖のように話していた言葉が
「女性には男性と違うサイクルがあるの。だから焦って目標を決めてしまうより、自分のサイクルで生きながら長期戦でかまえたほうがいい」
「女性は人生が長いんだし、長いスパンで考えればいい」
なんて素敵な言葉でしょうか
私自身正直なところ
キャリアアップと家庭との両立の難しさ
歳を重ねていくことへの恐れを持っていました
でも初めてこの言葉を読んで
女性本来の自然体のままで
成果は出していけるんだ
歳を重ねることに怯えなくていいんだ
とホッとしたことを覚えています
本当に素敵で偉大な方でした
心からの感謝を込めて哀悼の意を表します
♡Piyo♡