東大の入学式の祝辞が話題になっています。
話されたのはジェンダー研究(女性学)の第一人者である上野千鶴子さん。
きっと男性には耳が痛い話だったでしょうし、頑張ってきた女性には胸をうつ内容だったと思います。
優秀な女性がぶつかる社会の性差別頑張っても報われないことは日常茶飯事です。
明らかに男性より女性のが優秀なケースが多いのに実力を発揮するチャンスがないことは普通、知性を煙たがれることもしばしば。
もう平成も終わろうとしているのにまだまだ性差別が日常にあふれているなと思います。
私自身進学に関して地元の高校で十分、大学進学は論外、という親の言葉と家の経済状況を考慮し行きたかった進路を断念した経緯があります。
中学生で行きたかった進路を諦めたときはショックから立ち直れずに不登校になりその後地元の高校に進学しましたがやる気が起きずツラい日々を過ごしました。
まさに親の性差別であり意欲の冷却効果ですね。
そして今盛んに言われている女性活躍推進。
実際に会社の意思決定を任される女性は圧倒的に少ないのに女性幹部を増やさなければならないために男性の役職を脅かさない役職にトライするよう社内で圧力がかかることもしばしば。
力を発揮したいところと社内での期待される役割のギャップに心身共にダメージを受けるのは当然の結果と言えるのではないでしょうか?
女性の方が優れている面が多いということを受け入れられる男性管理職はまだまだ少数派。
大多数は気づいた時に相当なストレスを感じ、本人は無自覚に女性を攻撃してしまい女性がやる気を失っていく姿を何度も目にしてやるせない気持ちになりました。
東大生の強制わいせつ事件では被害者が加害者の学歴を傷つけた等の2次被害がありましたが。
男性の出世して稼ぎたい!
仕事で優秀と言われたい!
家族を養わなければならない!
というプレッシャーも相当なものなのでこういうことが起きてくるのでしょう。
男性も女性も強がらず自分の弱さを認め支え合っていくことが今後ますます求められていくことなのでしょうね。
男女のカラダの仕組みを理解し合うことそして特に会社で決定権を持つ人たちの理解を深めていくことが大切ですね
♡Piyo♡