最近ワーキングマザーの友人から
上司から時短勤務について
制度はあるけど使わないようにと言われて
非常に腹が立ったという話を聞きました。
これだけ働き方改革が叫ばれていても
現場ではこうしたことがあります。
7月末に厚生労働省から
「平成30年度雇用均等基本調査」の結果が公表されました。
この調査は働く男女の均等な取扱いや
仕事と家庭の両立について実態はどうなっているかを
知るために実施されているものです。
色々気になる点がありましたが
育児休業の取得に関する項目について
今回は取り上げてみたいと思います。
育児休業取得者の割合について
女性82.2%(対前年度比 1.0ポイント低下)
男性:6.16% (対前年度比 1.02ポイント上昇)
となり男性の育児休業がアップしたそうです。
では育児休業の取得期間はどうでしょうか?
育児休業の取得期間で最も高かったのが
女性は「10 か月~12 か月未満」が31.3%
男性は「5日未満」が 36.3%でした。
この結果についてどう思われますか?
女性の取得率が下がっていることに
私自身とても驚いたのが正直なところ。
そして男性の取得率アップは嬉しいことですが、
実態としては5日未満だとすると
育児のハードさを考えると足りない気がします。
これだけ働き方改革が叫ばれていても
先が長いなぁと思わざる得ません。
企業で働いていて思うのは
管理職の理解不足、
そしてコミュケーション不足からの
ハラスメントが非常に多いこと。
仕事人間で育児に関わってこなかった年代の方々は
理解するのが難しいのかもしれませんが、
男性が育休復帰後の降格人事が怖くて
育休を取得したくてもできなかったり、
女性に対してもワーキングマザーへの
理解不足があるのは残念なことです。
経営トップがどれだけ改革を叫んでいても
管理職が腹落ちしていなければ
現場ではハラスメントが増えるだけです。
現場の管理職への研修を含め
管理職の理解を深めていくことが
働き方改革の第一歩なのかもしれないですね
♡Piyo♡