ぶどう膜炎の治療中、突然目が見えなくなり、病院で検査を行ったところ「原田病」であることが分かりました。
「原田病」とは、メラノサイト(メラニン色素をつくる細胞)に対する自己免疫疾患。
攻撃する必要のないもの(メラノサイト)に誤って攻撃してしまい、炎症を起こしていました。
発病後、どれだけ早く治療を始めるかが大事なようで、その日から入院して治療を始めることになりました
治療にはステロイドを使います。
入院をして3日間、大量のステロイドを点滴で投与(ステロイドパルス療法)して強力に炎症と免疫を抑え、その後は通院しながら内服のステロイドによる治療に切り替わります
入院1日目
初めてステロイドを投与
1時間ほどで終わりました
気持ち悪くなる方もいらっしゃるとのことでしたが、ちょっとした違和感のみで終了
夕方に投与したからか、慣れない環境だったからか、その日の夜は1時間寝たか寝てないか
でも、あれだけロキソニンでがまんしていた痛みは無くなりました
入院2日目、3日目も寝不足と便秘以外、特に問題なく終了!
大量のステロイドの効果は絶大で、入院中、目の腫れや充血、目の見え方など日に日に良くなっていくのが分かりました
そして無事家族のもとに帰還
これから通院しながらの治療になります
ステロイドによる治療が長期になると、副作用も大変なのだろうと想像して怖くなりますが、あまり考えすぎず過ごしていけたらなと思います