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ここには何も書かれていない

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久しぶりの更新です。

僕は今までいくつかの詩を書いてきましたが、たぶん僕の詩は人に理解されにくいのだろうな、と思いました。

自分の詩を自分で解説するとしたら、一言でいうと二次元を三次元にしたような詩です。

人々がアニメや漫画など、二次元の世界に求めてきた理想を、現実世界に求めてみたらどうなるか。

例えば、僕の詩で「エス」という詩があるのですが、あれはSF(サイエンスフィクション)からF、つまりフィクション(作り話)を取ったもので、もうこの世の中がそこまで科学的に進歩しているということを言いたくて書いた詩です。でも、あの詩のどこがSFなのか。SFという感覚について言葉にするとしたら、道を歩いていて人とすれ違った時、どこかで会ったことがあるような、と振り返る瞬間、その瞬間こそがSFだと思うのです。よくわからないかもしれませんが、その不安定感、不自然さの中に、何か物語のようなものがあるように感じてしまうのです。

「世界」という詩を書いていた時に、是枝裕和監督の「空気人形」という映画を観ました。是枝監督はネット世代の僕ら若者に対して「たとえ傷ついたとしても、人と向き合うことをおそれないで欲しい」と仰っていて、その言葉がずっと耳に残っていました。いまやこの時代、世間では恋愛対象がアニメや漫画のキャラクターだったり、自分も幼い頃そういう感覚がなかったわけではないのですが、生身の人間を愛するということが本当の意味で豊かなことだと感じました。

大体言いたいことは書けましたが、やはり僕の言葉や感覚は伝わりづらいかもしれません。もう一度言いますが、二次元に対して求めていたものを、ひっくり返して三次元に求めるというようなことです。世界が美しいと信じたいのです。でもそれは人の醜さや汚さを知って初めて感じられることだととももちろん思っています。