ある人の態度が常軌を逸していて、

直接私が被害にあったわけではないが、

私はその人をゆるさないときめた。


その宣言は、何か紙に書いたて宣言した

わけではないけれど、

心の中でたしかに、決めた。


その翌日、

左足を捻ったところが腫れてきた。

歩くのに少し支障があるくらい。


応急処置で、1週間後のスノーボードまでに

治るといいな、くらいで

あまり気にしていなかった。


今日の1日ときたら、

なんだか人に失礼な扱いをうける

ことが立て続けに起きたり、

紅茶を派手にこぼしたりした。


ゆるさないと決めたことが

影響してる?と思った。


ゆるさないと決めたから、

いつもなら感情は流れて消えていくもの

だけれど、常に怒りが自分の中に常在

している感じ。

それだと自分から損な状況を引き寄せて

いるようなものだ。

なぜ、ゆるさないと決めたんだろう。


深く自分の中を探ってみたら、

正義感とかではなくて、

上司として、無礼な部下の態度を

許していたら、自分がちゃんと管理

できていない。私が怒られる。

私はちゃんと仕事をしているアピールをしたい

からだときづいた。

自分の保身のためだった。


こんな損なことは、早くやめようと

思った。

電車の中で目に入った、

誰かが読んでいる新聞広告の「赦し」

というワード。


人のためのふりをして、

自分の保身に入っていたみにくい

私をゆるす。


他人がきっかけになって、

自分の中にゆるしがおきた。