先日眼科医に会ってきました。
目の調子が悪いなと思って、病院を予約しましたが、
予約をしてからすでに3週間以上経っており、
目はすっかり落ち着いております。
診察室に入るなり、ドクターからは、過去の画像と比較すると違いはわかるけど、
あなたの目は全然ひどい状況ではない。
と言われました。
過去の画像というのは、甲状腺のアイソトープ治療をする前に、
私に眼症になる可能性がないかスクリーニングしに行った時に眼科で撮った写真です。
もちろんこの頃は、眼症は発症しておらず、
普通の顔の写真を撮ってもらったんです。
そこで眼科医にあなたは眼症を発症するリスクはない。というお墨付きをいただき、
アイソトープに挑んだという結果、1週間以内にむくむくと顔が腫れ始め、
眼症を発症したという経緯があります。
アイソトープ後、甲状腺は低下せず元気に活動し続けた結果、
私は眼症を発症し、肝心の甲状腺は全摘をする羽目になりました。
アイソトープをすすめた医者を呪いたいくらい腹が立っていたので、
英語で暴言を吐きまくりましたが、その医者は、別の医者を紹介すると逃げました。
その時の写真を見せられて、再度、怒りが込み上げてきましたが、
その判断をしたドクターはもう病院を去っており、
怒りの矛先はなく、スタンフォード相手に訴訟を起こすこともできず、
病気になってしまった弱い立場の自分を哀れに思います。
アイソトープを検討している方は、
正直、お勧めしません!!!!!
甲状腺は全摘してしまえば、体の他の部分には、影響を及ばしません。(合併症という意味で)
しかし、アイソトープは、眼症を発症するリスクを伴います。
眼症は一度なると、平均3年近くは活動を続け、見た目もブスに、機能も最悪です。
そして、非活動期になっても、一生再活動に怯える日々です。
眼症に終わりはないです。今のところ完全な治療法もないです。
甲状腺全摘してもアイソトープが効いて甲状腺が機能しなくなったとしても、
チラージンで一生、甲状腺機能を補う暮らしになるのは一緒です。
たまに、アイソトープの効きがちょうど良いところにとどまり、
薬が要らなくなったという方も聞きますが、
将来的には、低下症に向けて進んでいきます。
甲状腺の臓器自体は放射線により、
傷つき、本来の機能を失った状態だからです。
眼症は、一度かかると、機能を失っていく不安、見た目がブスになる悲しみ、
手術など肉体的な不安など
一生、逃れられない苦しみを得てしまったなと思っています。
メルカゾールで無顆粒球症となり、
漢方とヨウ素カリウムで様子をみたりもしましたが、効果なし、
アイソトープしても効果なし、
最終的には全部の治療法を経験した結果、全摘した私が今思うことです。
ちなみに発症当時は39歳です。
もしバセドウ病の治療法で、
アイソトープか全摘か悩んでいる方がいれば、参考になれば幸いです。